9月30日(土)神戸洋酒倶楽部で
瀬戸内ジャズ学園、スイング・キッスのみなさんとジャムセッション

えひめ雑誌2000年7月号 ←クリック
アンコール!「アタゴ・ジャム」

jazzsessaのメイルから
栗田です。今日は一晩中雨でした。雨のせいか神戸洋酒倶楽部は閑散としてましたが、コベクラライブ(たにぐちさん命名)は元気に行われました。メンバーは瀬戸内学園の谷口さん、メンタイ小林さん、デンタル山本さん、スイングキッスのTP鴨川さん、そしてスイングキッスのバンマス平尾さん。なべさんこと渡辺綱幸さん、私。始める前、休憩時には奥の部屋でオリンピックのテレビを見てなんだかんだしゃべり(棒高跳びの鳥人話は面白かった。誰でしたー?ブブカやったっけー?)、まるで平尾さんの自宅でみんながくつろいでいる感じでした。


左から
渡辺綱幸さん(Bs)プロ参加 平尾史郎さん(Dr) 谷口典史さん(Tb) 山本昌司さん(Ts) 鴨川靖弘さん(Tp)


手前に座っている小林茂男さん(Dr)



えひめ雑誌 2000年7月号 アンコール!「アタゴ・ジャム」より
 東予のアマチュア・ジャズ愛好者が「東予ジャズ研究会」という親睦団体を作っている。そして、年1回発表の場として「アタゴ・ジャズ・ライブ」を開く。6月10日、西条市総合文化会館小ホールで、その第7回のジャズ・ライブがあった。ゲストで呼んでいただいた。
 会場に着くと誰もいない。楽屋を覗いてみると、お弁当タイムだった。が、本番前の腹ごしらえの割にはビールがやたらと並んでいる。楽屋はすっかり打ち上げムードだ。みんな楽しそうだ。きっと東予ジャズ研究会の谷口典史会長(Tb)の少しとぼけたキャラクターがこういうムードを作るのだろうなー。当の本人はというと、毎回アンコールがないことを、しきりに悩んでいた。
 まずは、会長率いる「瀬戸内ジャズ学園バンド」。メンバーのほとんどが今治のアマチュア・バンド「スイング・キッス」のメンバーだ。「アドリブが自在にできるようになりたい」とトレーニング中の面々で、手探りだが、何かをやろうという気概を感じる。
 そして、「ジャズ・ビーンズ」。メンバーは藤田まさき(B)真由美(Pf)夫妻、花山志朗(Dr)、唄恭子(Vo)。西条のジャズシーンのリーダー的存在だ。唄恭子さんはフレーズが自由で、実にのびのび歌っていた。サービス過剰とも思える悩殺的衣装で、お客さんの耳だけではなく目も引きつけていた。
 最後は私も入り、ジャムセッションとなった。ラスト曲は谷口さんのオリジナル「玉川ブルース」ー「ルート66」のメドレー。さて、アンコールはあるのだろうか?谷口会長がそわそわしている。会場の拍手は鳴りやまず、アンコールの手拍子になった。やったー!。会長念願のアンコールがきた。
 ライブの時、いつも気になるのは「演っている方は楽しいが、聴き手が楽しんでいるかどうか」である、アタゴ・ジャムの「ジャズを楽しい音楽と感じてもらう」という目的が第7回にして達成されたことを、このアンコールが証明していた。