トップページに戻る

今までの耳鼻咽喉科疾患情報
松山耳鼻咽喉科会 2005年
 6月24日2005年 6月
 イネ科花粉症も少なくなりました。小児ではヘルパンギーナなどの夏カゼが目立っています。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の散発的流行が続いています。
 6月 5日
 外来は、学校検診の精査目的で受診される小中学生が多いです。カモガヤを中心としたイネ科花粉症がピークのようです。
 5月28日
 インフルエンザA型がごく僅かですが見られます。連休明けよりイネ科花粉の本格的な飛散が始まりました。強い症状が出る方も目立ってきました。
 5月18日
 スギ&ヒノキ花粉のシーズンは終わり、代わってイネ科などの雑草の花粉症の季節となりました。ごくわずかですが、まだA型インフルエンザの発生が報告されています。
 小中学生の学校健診の季節になりました。この機会にお子様のみみ・はな・のどの状態を注意してみてあげて下さい。また、耳鼻科医からのお願いですが、健診では原則として医療行為は行いませんので、みみあか(耳垢じこう)があると、十分な耳の健診ができません。せっかくの機会の耳鼻科健診ですので、学校で健診がある日の少し前には、家庭で出来る範囲で結構ですので耳掃除をしておいて下さい。ただし、痛がらせたり、見えないのに奥まで耳かきを突っ込むような無理をして耳を傷めない様注意して下さい。
 5月 7日
 5月初旬までA型インフルエンザがわずかに見られましたが、ほぼ終息でしょうか。代わって小児ではヘルパンギーナなどの夏かぜが見られ始めています。
 4月18日
 インフルエンザの流行は収まった模様です。スギ花粉の飛散も少なくなってきましたが、ヒノキ花粉が5年ぶりの大量飛散です。
 4月 7日
 ヒノキ花粉の大量飛散がありました。スギとヒノキの花粉は共通抗原性があり、スギ花粉症の方は症状が出る可能性があります。
 4月 3日
 4月に入ってもまだ、A型、B型ともにインフルエンザの発生が続いています。スギ花粉も多目の飛散が続いています。
 3月24日
 22日にヒノキの飛散が初観測されました。
 3月22日
 インフルエンザの発生は減ってきましたが、B型を中心にまだ終息には至りません。スギ花粉は先週末毎に第二の飛散の山を迎えています。
 3月14日
 週末の3日間で、1日平均600個以上のスギ花粉の大量飛散がありました。
 3月10日
 春の陽気とともにスギ花粉の大量飛散が始まりました。スギ花粉症の症状の強い方も目立ってきました。
 3月 8日
 B型を中心とするインフルエンザの小流行が続いています。スギ花粉の中程度の飛散も始まりました。今後の大量飛散にご注意下さい。
 2月25日
 24、25日と連続して10個以上のスギ花粉が観測されました。スギ花粉の本格的な飛散開始と思われます。
 2月21日
 B型インフルエンザの小流行が続いています。A型はわずかに見られる程度です。小児では、流行性耳下腺炎や溶連菌感染症も見られます。週末よりスギ花粉の持続的な飛散が目立ちました、本格的飛散開始もいよいよと思われます。
 2月14日
 B型インフルエンザが流行の兆しです。家族内の集団感染もみられます。
 2月 9日
 B型インフルエンザがやや増えていますが、流行までは至っていません。寒波が続いたせいもあり、スギ花粉はほとんど飛散していません。
 2月 1日
 B型インフルエンザが散見されています。A型の流行はまだみられません。小児では溶連菌感染症、流行性耳下腺炎がみられています。スギ花粉の本格的飛散はまだのようですが、スギ花粉の飛散開始日は1月25日となりました。
 1月24日
 例年のような流行ではありませんが、B型インフルエンザが散発、症状の強いA型インフルエンザの報告もわずかですが出始めました。
 1月20日
 スギ花粉飛散開始後、12日からは飛散が休止しています。本格的飛散は今後になりそうです。
 1月15日
 例年だとインフルエンザの第一波の流行の時期ですが、今年はまだ目立った集団発生はない模様です。スギ花粉の初観測日が1月7日となりました。過去のデータからみても記録的に早い飛散開始日となりました。
 1月12日
 スギ花粉の今シーズンの初観測日は1月7日となりました。
 1月11日
 大晦日、元日と雪のお正月で始まった松山ですが、今年は学童の冬休みが長いせいか、インフルエンザの集団発生はほとんどみられていません。また、寒気の続くせいかスギ花粉の初観測も、6日現在ではまだのようです。
   *スギ花粉の初観測日よりヒノキ花粉の飛散が終了する5月までは、
     出来る限り速報で花粉情報をお伝えする予定です
 1月 4日
 あけましておめでとうございます。本年も当ホームページを宜しくお願いいたします。当会会員の多くの医療機関も仕事始めとなりました。大晦日からの冷え込みで、上気道炎(かぜ)にかかる方がやや目立ちましたが、インフルエンザなどの症状の強い疾患は目立ちませんでした。
松山耳鼻咽喉科会 2004年
12月29日
 官公庁の仕事納めも終わり、今年も残りわずかです。今年一年、当ホームページをご利用頂きありがとうございました。来年はスギ花粉の大量飛散の予想されています。本年同様、当ウェブサイトをご利用頂ければ幸いです。
12月27日
 年末になってもスギ花粉の少量飛散が続いています。学校の冬休み入りとともにかぜ(上気道炎)にかかる方は少なくなりました。B型インフルエンザも集団発生には至らなかったようです。
12月23日
 1部の地域でB型インフルエンザの報告が出始めました。温暖な12月のせいで、例年同期よりかぜにかかる方の総数はまだ少ないようですが、アデノウイルス、B型インフルエンザ、溶連菌などの多彩な病原菌が見られます。また、急性喉頭蓋炎などの症状の強い上気道炎も目に付き始めました。
12月 2日
 早いもので師走になりました。11月に引き続き日中暖かなこともあり、かぜ(上気道炎)にかかる方は例年よりやや少ないようです。
11月25日
 地域によってはアデノウイルスによる咽頭炎が散見されています。流行性耳下腺炎が引き続きみられます。
11月19日
 日中暖かい日が続くせいか上気道炎はあまり増えていません。季節外れのスギ花粉症が、少数ながら見られています。
11月10日
 普通感冒(上気道炎)が徐々に増えています。11月に入り日中の気温が高くおだやかなこともあり、スギ花粉症の症状が出る方がやや目立ちます。
10月30日
 温度や気温の変化で鼻過敏症や血管運動性鼻炎が増悪する方がやや目立ちます。アデノウイルス、溶連菌による咽頭炎流行性耳下腺炎が散見されます。
10月20日
 上気道炎の総数はやや増加、花粉症は前週と同程度です。流行性耳下腺炎が散見されます。ごくごくわずかですが季節外れでスギ花粉が飛散しています。
10月13日
 上気道炎、花粉症ともにやや増加。溶連菌咽頭炎がやや目立ちました。
10月 6日
 上気道炎の総数がやや増加しています。扁桃周囲炎、喉頭蓋炎、声門下喉頭炎などの症状の強いものも見られています。小児の中耳炎も増加傾向です。秋の花粉症は引き続いています。
 9月24日
 特定の疾患の流行は目立ちません。上気道炎の総数は少数です。溶連菌咽頭炎、流行性耳下腺炎が散見されます。ブタクサ花粉の飛散が始まり、キク科花粉症も本番になりました。
 9月11日
 上気道炎の総数は少数ながらやや増加。花粉症が増加です。ヨモギなどのキク科花粉の持続的な飛散が始まったようです。
 9月 5日
 台風一過、キク科の花粉も観測され始め、秋の花粉症のシーズン入りです。
 9月 1日
 特定の疾患の流行はみられませんが、上気道炎がやや増加傾向にあります。イネ科の花粉症はやや増加です。
 8月25日
 目立った流行性疾患はみられません。また、外耳炎、鼻せつも減少しています。このように猛暑のピークが過ぎたこともあり、夏に流行する疾患は少なくなりました。
 アレルギー関連の疾患では、イネ科の花粉症がやや増加しています。これから朝の冷え込みが目立ちはじめ、秋の花粉も飛び始めますので、メニエール病や花粉症の増加が予想されます。初秋や新学期を迎えるに当たって生活のリズムを崩さないようご注意下さい。
 8月19日
 上気道炎、稲とイネ科雑草の花粉症が散見される程度です。
 8月11日
 おかげをもちまして「鼻の日」インターネット医療相談の相談受付が無事終了いたしました。ご質問ありがとうございました。なお、相談期間中に質問されて、まだ回答を受け取っていない方もございますが、数日中にご返答する予定です。いましばらくお待ち下さい。
 8月 7日
 上気道で目立って流行する疾患はなく、急性上気道炎の総数はかなり減りました。 外耳炎も減少、花粉症もわずかで、耳鼻科外来も夏休み入りです。
 今日は「鼻の日」、インターネット医療相談開催中です。ご相談をお待ちしております。
 7月31日
 ヘルパンギーナ、手足口病、アデノウイルスによる咽頭扁桃炎が散見されます。アデノウイルスによるものは例年の同時期に比し少ないようです。外耳炎が目立っています。花粉症はごくわずかです。
 いよいよ明日より「鼻の日」インターネット医療相談が始まります。愛媛県中予地方の方は、どうぞお気軽にご相談下さい。
 7月22日
 上気道の感染症の総数は減少しましたが、症状の強い扁桃炎、喉頭炎は引き続き見られます。ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎は散発、花粉症もわずかです。汗やプールの刺激による外耳炎、鼻出血が増加しています。
 薬剤耐性菌の増加とともに近年難治例の増えてきている小児の滲出性中耳炎ですが、今月に入り、夏の気候とともに軽快例が目立っています。
 7月12日
 上気道炎については、症状の軽いウイルス性咽頭扁桃炎が主体ですが、扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍まで至る例も散見します。ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎は散発、外耳炎が増加です。
 雑草の花粉症は減少、ダニによる通年性アレルギー性鼻炎とプールの塩素の刺激やクーラーの冷え・乾燥による鼻過敏症は増加です。
 7月 2日
 花粉症はイネ科花粉がわずかにみられるだけです。高温多湿の梅雨の気候でダニの繁殖する季節となっています。ダニを中心としたハウスダストアレルギーの方の通年性アレルギー性鼻炎の増悪例が目立ちます。
 6月24日
 一般的なウイルス性咽頭炎が中心ですが、小児ではヘルパンギーナが散発、成人では声がれの長引く喉頭炎がやや目立ちました。雑草の花粉症は減少、通年性アレルギー性鼻炎の増悪例がやや増加です。
 外耳炎、鼻前庭湿疹による反復性鼻出血、昆虫の外耳道異物など夏らしい疾患も目立ち始めました。
 6月17日
  ヘルパンギーナがやや減少、一般的なウイルス性咽頭炎は横ばいです。夏の気配とともに外耳炎が少し目立ってきました。
 花粉症はやや減少です。今年5月の雑草の花粉シーズンは例年より症状の軽い例が多かった地域もあったようです。
 5月25日
 イネ科花粉の飛散が目立っています。
 5月 9日
  ゴールデンウィーク前半も含めて4月後半には特に目立った病気の流行はありませんでした。流行性耳下腺炎、溶連菌感染症が散発です。症状の軽い急性上気道炎が中心の穏やかな外来ですが、そろそろ初夏を思わせる疾患も目につきはじめました。小児の代表的な夏かぜで急な高熱と強いのどの痛みが特徴のヘルパンギーナが少数ですがみられました。
 花粉症ではスギ・ヒノキの飛散が終了し、これから5月の後半に向かってイネ科を中心とした雑草の花粉症のピークを迎えます。
 4月23日
 特定の上気道感染症の流行はみられません。ヒノキの飛散もほぼ終了です。
 4月 6日
 3月末にスギ花粉の小さな飛散のピークがありましたが、4月に入り観測しない日が続き、スギ花粉の飛散終了日は4月8日でした。スギ花粉症のシーズンはほぼ終わりです。ヒノキ花粉も3月末に少量の飛散を認めましたがこちらもわずかです。
 目立った感染症の流行もなく、春休みの耳鼻科外来は穏やかです。
 3月26日
 溶連菌によるのどの痛みの強い咽頭炎が目立つ地域がありました。スギ花粉症の方はやや減少です。桜の開花とともにスギのシーズンが終わりに近づき、まもなくヒノキのシーズンがやってきます。
 3月18日
 やはりB型インフルエンザの流行はありません。溶連菌咽頭炎がやや目立ちます。
 スギ花粉症の患者数は先週よりやや減少しています。3月10日にこれまでで最大のスギ花粉の飛散がありましたが、直後の雨で一服、週末の好天にもかかわらず穏やかな飛散が続くのみです。
 3月10日
 先週初めにスギ花粉のややまとまった飛散がありましたが、例年に比べれば微々たるもので、例年花粉症患者が最も多いこの時期にして、スギ花粉症は減少傾向でした。
 A型インフルエンザがまだわずかに見られましたが、特定の上気道疾患の流行はみられません。現在の状況では今シーズンはB型インフルエンザの流行がなくインフルエンザが終息しそうです。(^.^)
 薬剤耐性菌による中耳炎の遷延例がやや目立ち、外科的処置をどのタイミングで行うかなど経過観察の対処法に頭を悩ませています。
 2月23日
 インフルエンザは減少し、流行のピークは過ぎた模様です。現在流行中のA型は昨年のタイプよりは総じて症状が軽い傾向にありますが、それでも普通のかぜと違いさまざまな合併症を起こす可能性もありますのでご注意下さい。過去の例では、今ごろの時期から3月にかけて症状の軽いB型が小流行する場合があります。現在のところB型の流行はみられていませんが、今後の流行によってはインフルエンザに2回感染する可能性もありますので今後の感染症情報にご注意下さい。
 4月並みの気温だった先週末に、今シーズン初めてのスギのまとまった飛散がありました。
 2月17日
 スギ花粉の飛散開始日は2月13日でした。翌日には春一番が吹き荒れ、診察室にも春の気配です。
 2月13日
 A型インフルエンザの流行のピークは越えたようですが、インフルエンザの続発症としての中耳炎、副鼻腔炎、喉頭炎を認める例が目立ちます。
 2月 9日
 今日現在、スギの持続的な飛散開始はまだです。1月後半の冷え込みで花粉の飛散が昨年より遅めになっているのかもしれません。
 2月 5日
 A型インフルエンザが中予全域で本格的に流行しています。スギ花粉の飛散はわずかで飛散開始は迎えていません。
 1月27日
 今シーズンのスギ花粉の初観測日は1月22日でした。
 A型インフルエンザが流行し始めました。
 1月17日
 スギ花粉の初観測はまだです。
 かぜ症候群がやや増加してきましたが、1月に入り暖かい日が続いたせいか昨年の同時期よりは少ないようです。中予地方でも各地でA型インフルエンザの報告が出てきましたが、流行までは至っていません。厚労省は1月9日に全国的なA香港型インフルエンザの流行宣言を出しました。松山でもこれから寒波の訪れとともに流行することが予想されます。身近でインフルエンザの感染者がみられた場合には、うがい、手洗いの励行やマスクの着用などで感染予防を心がけて下さい。
 1月 6日
 あけましておめでとうございます。いよいよスギ花粉の飛散シーズン間近となりました。本年も当会からお役に立てる情報が発信きればと思っております。本年も宜しくお願いいたします。
 年末年始が比較的暖かかったこともあり、スギ花粉の初観測日は早い可能性もあります。。
松山耳鼻咽喉科会 2003年
2003年
12月31日
 大晦日となりました。来る年が皆様にとってよい年でありますように。
 暖冬のせいか例年だったら年末に小流行のみられるインフルエンザが松山ではほとんどみられませんでした。学校や職場が休みの正月三が日は例年インフルエンザなどの感染性疾患は流行しません。健やかなお正月をお過ごし下さい。
12月15日
 花粉の飛散はありません。
 暖かかった初冬の気候のせいか、ヘルパンギーナなどの夏カゼがこの時期になってもみられます。引き続きアデノウイルスによる咽頭扁桃炎が目立ちます。発熱が4〜5日持続することもあります。
12月 7日
 引き続き上気道感染症が広く浅くですが、アデノウイルス、溶連菌による咽頭扁桃炎がやや目立ちました。
 ごくわずかですが「あわれ蚊」の如きスギ花粉の飛散もみられているようです。この時期、鼻炎の軽度増悪例の原因の特定はなかなかに難しいです。
11月28日
  少し寒くなったせいもあり、かぜ症候群の患者数は先週よりも増加傾向にあります。特定の疾患の流行というよりも、様々な上気道感染症が広くみられます。
 ごくわずかですが愛媛県内でもインフルエンザの報告が出始めました。今冬はインフルエンザ発生の立ち上がりがはやいようです。松山では例年、年末にインフルエンザの小流行が始まり、年明けの1月、2月に職場や学校、家庭単位で集団発生します。インフルエンザの予防接種をうける予定の方は早めに済ませておいて下さい。
11月21日
 様々な上気道感染症が広く浅くみられ、特定の疾患の流行という感じではありません。
例年と比較すると、この時期にしてはのどかな外来です。
11月15日
 ここ1週間、イネ科、キク科の花粉は観測されませんでした。秋の花粉症もほぼ終息と思われます。
11月 8日
 花粉の飛散は終息していませんが、キク科花粉の代表であるヨモギ、ブタクサやイネ科の花粉は観測されていません。ハウスダストによる通年性アレルギー性鼻炎や鼻過敏症(血管運動性鼻炎)の素因も持って秋の花粉症も持つ方で鼻炎症状の強い例はありますが、花粉症だけで鼻炎症状を示す方はほとんど見られなくなっています。
 かぜ(ウイルス性上気道炎)の中では喉頭炎が目立ちます。幼児で喉頭の反応が強い例では仮性クループ(声門下喉頭炎)もみられます。その他、溶連菌やアデノウイルスによる咽頭扁桃炎も見られます。
11月 2日
 10月22日以降、イネ科、キク科ともに観測されていません。秋の花粉症も終息間近です。
 小児で中耳炎の遷延例や反復例が目立ち始めました。近年、中耳炎起炎菌は抗生物質の効きが悪いものが徐々に増えています。有効な薬剤の使用と鼓膜切開などの外科的処置を適切に組み合わせに心を配る季節になりました。
10月19日
 普通感冒としての急性上気道炎が目立ちます。二次感染による急性副鼻腔炎を続発する例や、急性中耳炎を反復したり、滲出性中耳炎化して長引く小児も目立ち始めました。耳鼻科外来は少しずつ冬の気配です。
 12月からはインフルエンザの流行も始まると思われます。インフルエンザの予防接種の季節です。高齢者や小児は年内に接種を済ますことをおすすめ致します。当会会員の医療機関でも予防接種を行っております。具体的な実施医療機関については、松山市保健所や個別の医療機関にお問い合わせ下さい。
10月11日
 地方祭の期間、急に冷え込みましたので、鼻水、軽いのどの痛み、微熱が主体の普通感冒に罹る方が目立ちました。溶連菌咽頭炎がやや目立ちました。
9月21日
 ブタクサも飛び始めました。秋の花粉症はなだらかなピークを迎えています。
 ようやく夏カゼの咽頭炎は終息です。鼻症状が主体の症状の軽い普通感冒が目立ってきました。運動会シーズンは、体調を崩して抵抗力が低下したり自律神経失調を誘発することは多いですが、症状の強い風邪(上気道炎)は流行りません。のどかな外来が続いています。
9月16日
 残暑が厳しく抵抗力を落としたり自律神経の失調を来たす方がやや目立ちました。メニエール病や低音障害型感音難聴、扁桃周囲炎などが見られました。
 ヨモギなどのキク科の秋の雑草の花粉症が飛び始めました。
8月30日
 夏カゼは収束しつつあります。今シーズン、当地松山では例年より手足口病が多かったようです。
8月16日
 イネ科花粉がやや増えました。また、水稲(米)の花粉症が出ています。
8月 8日
 花粉症はほとんどみられません。梅雨は明けましたがハウスダストを中心とした通年性アレルギー性鼻炎の症例は例年より多いようです。
 ヘルパンギーナ、手足口病、アデノウイルス感染症などの小児のウイルス性咽頭炎、外耳炎は横ばいです。 患者総数はかなり減りました。耳鼻科外来は本格的な夏休み入りの趣です。
8月 1日
 梅雨明けですがジメジメした日が続いています。気温や気圧の変化が大きくエアコンで冷えたり乾燥したりすることによる鼻過敏症や、高温多湿の気候によるダニ、カビの増殖による通年性アレルギー性鼻炎が増悪する方が目立ちます。前週1週間、花粉の飛散は全く観測されませんでした。雑草の花粉症の方の症状は一服です。
 小児ではヘルパンギーナや手足口病が流行しています。高熱やのどの痛みを強く訴える場合もあります。 
7月26日
 汗や水泳の刺激による外耳炎、耳せつや鼻前庭湿疹、鼻せつがみられます。特に耳では強い痛みになることもあります。掻き過ぎにご注意下さい。
7月14日
 夏です。オフィスのクーラーのかかり過ぎによる耳管狭窄症がみられました。小児の夏カゼのシーズンです。全国的には咽頭結膜熱が例年になく流行していますが、当地では手足口病、ヘルパンギーナの流行が主流です。
7月10日
 のどの痛みを特徴としたウイルス性咽頭炎がみられています。小児では、手足口病が目立ってきました。
7月 4日
 今年は久しぶりに梅雨らしく、うっとうしい天気が続いています。29日(日曜)イネ科植物の発育定点を見回りました。さしもの牧草系イネ科雑草(主として寒地型)も完熟して枯れて来ています。しかし雑草の逞しさか、小さくて細い若芽が伸びてボロボロと花を持っておりますが、今年の初夏のイネ科草木花粉症は峠を越したと言えます。唯、樹木花粉症のスギの様にClear Cutには行かない様です。
 現在、野面にはところどころ矮小ながらエノコロ草(ネコジャラシ)の穂が出初めています。猛暑のシンボルとなる、メヒシバ、オエシバも成育中期から執拗な進展に励んでおります。これ等おなじみの暖地型のイネ科雑草は花粉数が少なく抗原性も弱いので心配はありません。

6月28日

イネ科草木花粉の抗原分析
前回、ホゾムギ(イタリアン・ライスグラスも含めて)とカモガヤのIGE抗体につき臨床例を挙げました。このIGE抗体に対する種々のイネ科花粉抗原については多くの分析が報告されています。特にホソムギの抗原(アレルゲン)につき、我が国では詳細な分析がおこなはれ、臨床応用されています。
 表は信太隆先生の論文「アレルゲンを識る。カモガヤ(イネ科草木)鼻アレルギー・フロンティア・Vol,2.No,4.2002.10によるものですが、これら抗原の類似分子は、カモガヤ、オオアワガエリ、ナガバグサ、etc、さらにギョウギシバ等にも存在し、強い免疫学的交差性を持っている事が知られております。特に、グループ(Lol p1)、グループ(Lol p2)は重要なMajor Allerginとされており、さの強い交差性のために、唯一種のカモガヤ花粉だけで、イネ科花粉症患者の90%以上が診断され、カモガヤ花粉がイネ科代表になっているようです。
WHO名 一般名 分子量(kD)
Lol p 1 grass group T 27〜35
Lol p 2    −    U 11
Lol p 3    −    V 11
Lol p 4    −    W 57
Lol p 5    −    X 25〜30
Lol p 9    −    \ 31〜35
Lol p10 チトクロームC 12
Lol p11 大豆トリプシンインヒビター 16
  プロフィリン 15


6月20日

イネ科花粉は共通抗原が強く、族・属・種 と分類学的に近縁関係にある程強くなります。外来臨床で、皮内テストでもCAP RASTでも、イネ科代表として使用されているのは、もっぱらカモガヤですが、松山近辺でこの時季に最も繁茂しているホソムギ(ネズミムギも含めて)との共通抗原性を知るために、イネ科花粉症患者さん22例についてカモガヤとホソムギのIGE抗体価を測定し相関係数を求めました。その結果、R =0.985 P=3.44 E-17となり、殆ど100%に近い共通抗原性を得ました。カモガヤ陽性の人はホソムギ花粉でもカモガヤ花粉と同じ程度に症状を起こす可能性がありますし、逆の場合も起こります。
参考までに、スギ花粉症の患者さん25例に、ヒノキとの相関を求めました結果は、
R =0.676 P=0.0001となり、イネ科と比較してはるかに低い共通抗原性でした。スギでは起こるがヒノキでは起こらない人が多いのは、そのためです。

6月14日

前回、松山近辺で花粉症を起こすイネ科植物としてホソムギ(Perennial rye grasse)とネズミムギ(Italian rye grasse)を取り上げて来ました。恐らく実物を御覧になった方も多いと思います。両者ともにLolium属(ドクムギ属)で、ほそ長い1本の主軸に小穂が2列に配列し、非常によく似ており容易に判別出来ません。愛媛新聞社発行の「愛媛の人里野草図鑑」によると、ネズミムギでは小穂を形成する小花のそれぞれに、のぎ(ノギ)と呼ばれる棘のような物がある点が異なるのみで、またこの属は自然交配や人為交配による雑種が多く、愛媛県内には両種の雑種であるネズミホソムギが多いそうです。長田武正氏(1989)は「日本には純粋のホソムギはめったにない」と言っておられます。次回述べますように、両者の花粉抗原は全く共通しており、強い抗原性を示しています。

6月6日

6月になり、天候良好。松山付近では抗原性の強いホソムギ、イタリアンーライグラスの花粉が主に飛散しています。イネ科を代表するカモガヤは山間部では繁茂しているそうです。これ等、牧草系のイネ科植物は強靱で、開花期間も長く、晩春から夏にかけて刈り取っても刈り取っても再生して来ます。従って、現在、外来に駆け込む患者さんは、長期の抗原曝露によって症状が激しくなり、ステロイドの内服を必要とする例が多いです。とりわけHouse dust allergyを合併している方は鼻腔所見が一層複雑になっています。今後の治療計画の貴重な資料になるので、自分の症状経過をよく注意するように説明しています。

5月30日

イネ科花粉症の疫学
現在、花粉症はヨーロッパでイネ科、アメリカではブタクサ(キク科)、日本ではスギ花粉が主です。最も古い記録はイネ科科花粉症で、牧草を刈り入れの時に発生するので、枯草熱(Hey Fever)、また夏に発生するので「夏かぜ」と呼ばれていましたが、19世紀の始め頃に牧草の花粉が原因と認められるようになりました。(Elliostom,1851)
我国の花粉症患者はスギ花粉症が全人口の17%程度、其の他の花粉症が10%程度と推定されています(2002・鼻アレルギー診療ガイドライン)、そのうちイネ科花粉症は8〜9%程度と言われています。
松山附近では現在カモガヤ(オーチャード・グラス)、ネズミムギ(イタリアン・ライグラス)、オソムギ(ネアール・アイグラズ)、オオアワガエリ(チモシー)etcのような牧草系の雑草がイネ科花粉症の主役を占めています。これらの植物は明治以后に牧草として輸入され、栄養価の高い牧草でしたが逸脱して野草化しました。繁殖力強く排気ガス、大気汚染に頑強に耐えて、在来種を圧迫しています。スギ花粉症と異なり、局地的な発症ですが、苦しむ患者さんは増加して来ています。


5月23日

イネ科の花粉症の症状
アレルギー性鼻炎の三主徴は、スギ花粉と同じ程度に激しいです。花粉の飛散距離がせいぜい200m程度で、スギ花粉のように長距離選手ではありませんので、よく問診すると、何か接触の機会を知ることが多いです。若い人では眼症状が強く、先行するようです。皮膚に直接触れると赤い発疹が出るときもあります。イネ科特有のするどい葉端で擦り傷を作るのが、増悪の原因かも・・・・。なお因果関係は不明ですが、外耳道の掻痒(そうよう)感を訴える方もおられます。咽頭・喉頭・気管粘膜のイガイガ感(エヘン虫感)を訴えられる患者さんもおられます(咽喉頭アレルギーを提唱される医師もおられますが、医療保険ではまだ認められません)。


5月16日

現在、市の住宅地域、田園地域はイネ科雑草が花盛りです。空き地・土手・路傍・畦畔、休耕地・住宅予定地etc.。特に空港のフェンス付近、中央分離帯に繁茂しています。種類は自家受精で花粉飛散の少ないイネムギが終わりに近づき、抗原性の強い花粉が多いネズミムギ、ホツムギが開葯して黄色い花粉を飛散させ始めました。犬の散歩、新学期の遠足、草刈りなどではご注意ください。

5月16日

花粉アレルギーの患者さんは減っています。目立った感染症もなく、耳鼻咽喉科外来はヒマになりました。

5月1日

連休です。細菌性咽頭炎で発熱している患者さんがやや多い感じです。ハウスダスト・アレルギー鼻炎が悪化しました。

4月16日

百花繚乱にて花粉アレルギーは多いです。ハウスダスト・アレルギーもシーズン到来です。

4月7日

週末のお花見でアレルギー症状が悪化した患者さんがたくさん来院されました。ハウスダスト・アレルギーの患者さんも悪化してきています。中耳炎も多いです。

4月1日

ひのき花粉の飛散をグラフにしました。

3月26日

ヒノキが飛び始めました。スギは少な目です。

3月24日

スギ花粉はまだ増勢が続いています。

3月19日

インフルエンザはほぼ終息したようです。すぎ花粉は18日にブレーク(289個)しました。

3月11日

インフルエンザはA型はほぼ終息したようです。B型インフルエンザが続いています。

3月5日

インフルエンザは終わっていませんでした。インフルエンザが増えました。A型もB型も検出されています。この2日間寒くなったからでしょうか?。まだ用心が必要です。

3月4日

インフルエンザはそろそろ収束でしょうか?。もう少し様子見です。

2月28日

27日、スギ花粉・爆発です。

2月25日

スギ花粉飛散状況を昨年と比べてみました。花粉情報のページをご覧下さい。

2月24日

A型インフルエンザは下火ですが、まだちょくちょく来院されます。

2月17日

スギ花粉、一挙に本格シーズン入りです。花粉情報のページをご覧下さい。

2月14日

花粉情報にグラフをアップしました。花粉情報のページをご覧下さい。

2月12日

A型インフルエンザはやや下火の印象です。B型インフルエンザが検出され始めました。が、まだ大流行ではありません。スギ花粉の飛散が始まりました。花粉情報のページをご覧下さい。

2月3日

A型インフルエンザは松山の北西(山越や堀江)から始まって南西(松前や余戸)と北東(桑原など)へ拡がりました。南(石井地区)は小流行のようです。

1月27日

今年の松山の花粉飛散は昨年の1.8倍、平年(最近10年平均)の約2倍程度の予想です。花粉情報のページをご覧下さい。先週から中耳炎の患者さんが増えました。

1月24日

22日から急にA型インフルエンザの流行が報告されだしました。学級閉鎖や始業時刻の変更の報告が続いています。B型の報告も散見されます。

1月22日

松山ではA型インフルエンザは小流行程度でしょうか。ところでインフルエンザの内服特効薬のタミフルが品切れになり、直後から吸入法の特効薬リレンザも在庫が少なくなりました。マスコミでも取り上げられましたね。「大流行が来たらどうしよう」と医療機関は心配しています。
スギ花粉アレルギーの患者さんが次々と受診され始めました。

1月17日

A型インフルエンザが流行していますが、大流行というほどではないようです。インフルエンザの内服特効薬のタミフルが品薄になり医療機関は困っています。吸入法の特効薬リレンザが急遽使えわれ始めています。

1月9日

明けましておめでとうございます。A型インフルエンザが流行しています。「咽がイガイガするな」と気付いて、翌日に悪寒と発熱(38度以上)、頭痛・倦怠感・筋肉関節痛が一挙に襲ってくるのが特徴です。発病2日以内なら特効薬が有効です。「あ、インフルエンザだ!」と感じたら、直ちに受診しましょう。

松山耳鼻咽喉科会 2002年
2002年

12月30日
よいお年をお迎え下さい。

12月25日
メリークリスマス!。17日以後、新しくインフルエンザと確定した報告はありませんが、インフルエンザ様の高熱を発するビールス感染症が少し増えています。

12月17日
12月10日に雄郡地域でインフルエンザ様の流行性感冒の流行が報告されました。(17日保健所からインフルエンザA型との正式通達が出されました)

12月9日
病気少なく、耳鼻科外来は静かです。

11月25日
乳幼児の中耳炎は多くなりました。インフルエンザの予防接種がたけなわです。

11月18日
流行性の風邪(ビールス)が増えました。急性中耳炎が増えてきました。

11月9日

夏から急に冬になってしまいました。カゼが増加し、それにつれて急性中耳炎が増えてきました。高熱のカゼ(ビールス性)と扁桃炎(細菌性)が増えています。成人型気管支喘息・小児喘息もは引き続き見られます。急に寒くなって「冬型の疾患が増えたのですが、秋の疾患もまだ少し残っている」って感じでしょうか。

11月5日

インフルエンザの予防接種が開始になりました。65歳以上の方は公費負担(松山市の場合、自己負担1000円・12月31日まで)で受けられます。

10月26日

今週はハウスダスト・アレルギーが悪化した患者さんが多く来られました。9月末の早い内から治療をされた患者さんと、されなかった方の差が明らかになりました。
一般感冒(風邪症状)の患者さんが急増しました。症状は軽いですが、そろそろ冬型の感染症が増え始めそうです。昼間と夜の温度差が大きいことに気を付けましょう。


10月15日

10月はハウスダスト・アレルギーが悪化する時期です。

10月4日

先週に比べて、一般感冒(普通の風邪)が増えています。

9月27日

一般感冒(普通の風邪)が増えてきて、それに伴って小児の中耳炎が少し増えました。

9月19日

朝夕が涼しくなったせいか、一般感冒(普通の風邪)が少し増えました。

9月11日

めだった変化はありません。耳鼻咽喉科は1年で一番ひ〜まな時期になりました。

9月2日

感染症などの流行はありません。イネ科の雑草花粉(カモガヤなど)が調査でも増えてきました。いよいよイネ科雑草花粉の本格シーズンです。

8月26日

目立った感染症などの流行はありません。イネ科の雑草花粉(カモガヤなど)が増えています。新学期になると、運動会の練習などで野外に長くいて、ひどいアレルギー症状になる児童が増えてきます。毎年症状のでる方々はご準備下さい。

8月7日

8月に入って、急激でわりと重い症状のアレルギー性鼻炎の患者さんが来院されています。イネ(コメ)アレルギーと考えられます。

7月29日

開業の耳鼻咽喉科診療所はヒマです。コメ花粉・アレルギーがまもなく始まります。

7月22日

夏休みに入り、外耳炎と中耳炎が少し増えました。

7月15日

ビールス性咽頭炎が少数流行しています。

7月1日

耳鼻咽喉科特有の疾患はとても少ないです。

6月17日

耳鼻科特有の病気は少ないです。
発熱のある流行性の風邪が少し流行っています。
水泳がまもなく始まります。耳垢をためたままでの水泳は外耳炎の原因になります。「うまく耳掃除ができないな」と思ったら耳鼻科できれいにしてから水泳を始めると安全です。


6月10日

感染症も減ってきました。

6月3日

色々なタイプの風邪(ビールス性と細菌性咽頭炎)が続いています。そのため併発症の中耳炎や副鼻腔炎が散発的に発症しています。

5月25日

色々なタイプの風邪症状の患者さんが多くなりました。家族や職域で拡がっているようです。

5月20日

マツは終わりました。

5月13日

アデノ・ビールス感染症(プール熱)が流行しています。強い咽頭痛・発熱が主な症状で、しばしば目の充血や手足の発疹が出ます。毎年夏場に子供達の間で流行が始まり大人にもうつります。接触感染力が強いので家族が感染したら、手洗いをして手ぬぐいなども分けましょう。特効薬はないのですが、ほとんどの場合は1週間程度で直ります。咽頭痛の強い風邪症状がでたら、早速に医師の診断を受けて無理のない療養をして、家族内感染を防止して、目の傷害や2次感染に気を付けましょう。

5月9日

ヒノキは終わりました。マツが多いです。高熱などやや激しい症状の風邪(ビールス性咽喉頭炎)が流行っています。

4月26日

ゴールデン連休に入ります。毎年連休中にアレルギーを発症される患者さんは連休前に薬を用意することが大切です。

4月22日

カモガヤ(イネ科の雑草)花粉症の患者さんの症状が重くなりました。

4月10日

カモガヤ(イネ科の雑草)花粉症の患者さんの発症が目立っています。
私たちの花粉調査は県立中央病院の屋上で調べています。樹木花粉(スギやヒノキ)には適しているのですが、草木花粉(イネ科やムギなど)に不向きです。草木の花粉は高いところまでは舞い上がらないからです。草木花粉の情報は患者さんの動向などを中心にお知らせします。


4月8日

ハウスダスト・アレルギー患者さんの症状が悪化しました。4月上旬に悪化が始まり、4月下旬が最悪期というのが最も多い経過です。
ハウスダスト・アレルギー患者さんは治療開始のタイミングです。


4月2日

スギ花粉は終わりました。スギ花粉症のみなさま、ご苦労様でした。ヤマモモやエノキなども咲き、百花繚乱です。
インフルエンザの報告もなくなりました。インフルエンザ情報を終了します。


3月22日

ヒノキ花粉急増です。

3月19日

ヒノキ花粉飛散が始まりました。ヒノキ花粉をグラフにしてお知らせします。

3月18日

スギ花粉は少ないです。来週明けの晴れ日が今季最後の注意日かもしれません。もうしばらく用心を続けてください。でも今年はもう安心かも・・・・(^_^)
インフルエンザはB型がちょこちょこ発生しています。


3月15日

最大の飛散も予想された今週でしたが、少ないです。3月になってから暖かいので10日程度前倒しになっているとの予想もあります。来週明けの晴れ日が今季最後の注意日かもしれません。

3月12日

少ないです〜う(゜o゜)

3月11日

2001年のデーターでは最大の飛散が予想された8日〜10日の週末でしたが、2001年に比べてずいぶんと少ないです。患者さんの症状も軽いようです。引き続き用心は続けてください。でも、ちょっぴり安心かも・・・・(^_^)・・・・はずれること多々あり。ご容赦をm(_ _)m・・・・油断しないでね〜(^.^)/~~~
インフルエンザの報告はたいへん少なくなりました。

3月8日

大量飛散の日は1シーズンに4〜5日(回)です。春は気候が変わりやすくて、そうそう毎日晴れ続けないようです。特別に多い日を特に注意すれば、随分と対策になると思います。

3月7日

いよいよ大量飛散です。これから2週間最大の要注意期間です。晴れた・風のある・暖かい・昼下がり・は絶対注意です。スギ花粉の本格シーズンです。

3月4日

3月3日(日)は晴れました。いよいよ大量飛散です。3月3日(日)にピクニックに行って激しい症状がでた患者さんが訪れています。スギ花粉症の本格シーズンに入りました。

2月25日

インフルエンザは散発的に発生しています。しかしこの1週間医師会のメイル交換もインフルエンザ関連は少ないです。暖かくなり始める毎年2月末にB型インフルエンザが流行するのですが・・・(?_?)。B型はA型に比べて症状は軽症です。

2月19日

インフルエンザは発生しています。しかし集団発生は少なく散発的なものの方が多いようです。この1週間、医師会のメイル交換もインフルエンザ関連は少ないのです。減っているのかな・・・(?_?)

2月13日

松山市と松山耳鼻咽喉科会は2002年度から松山市内の中学校耳鼻咽喉科健診を開始します。

2月12日

1月中旬よりインフルエンザは流行しています。しかし集団発生はまだ少なく散発的なものの方が多いようです。学級閉鎖は少ないです。今年の特徴になるでしょうか?。

2月10日

2002年の花粉飛散開始日(観測上)は2月2日になりました。2月6日には早くも12個の花粉が検出されました。7日は16個です。早いです。9日(土)は発症した患者さんが大勢耳鼻科を受診されました。スギ花粉アレルギーは予防期間から一挙に治療の時期になりました。

1月29日

潮見小学校でのインフルエンザ集団発生が報告されました。全市いたるとこrでインフルエンザの発生が報告されています。A型が多いですがB型の報告もあります。インフルエンザの特効薬が素晴らしい治療効果を示したという報告も相次いでいます。


1月23日

インフルエンザの発生の報告が相次いでいます。A型が多いですがB型の報告もあります。インフルエンザ、いよいよ流行です。
スギ花粉アレルギーの患者さんの予防内服開始の時期になりました。予防内服の相談に来院される患者さんが多くなりました。早速に耳鼻咽喉科をお尋ね下さい。


1月16日

多数の医療機関からインフルエンザの発生の報告が相次いでいます。インフルエンザ、いよいよ流行の兆しです。2002年からインフルエンザの新しい内服特効薬が保険認定されました。「インフルエンザ発症から2日以内に内服すれば症状が軽くなる」という効用です。「インフルエンザかな?」と思ったら医療機関を訪ねてみてください。
スギ花粉アレルギーの患者さんの発症がチラホラあります。予防内服開始の時期の相談に、今早速耳鼻咽喉科をお尋ね下さい。


1月7日

花粉は年末から飛んでいません。1月4日からA型インフルエンザの報告が急増しました。流行の兆しと思われます。

松山耳鼻咽喉科会 2001年
2001年
12月26日

12月初旬に見られたスギ花粉は本格的な寒気の到来ともに消えました。高熱を発する雑多なビールスや細菌感染症が拡がっています。松山でのインフルエンザの報告はまだありません。


12月15日

暖房で乾燥した空気による鼻咽腔(上咽頭)や中咽頭の乾燥性炎症が見られ始めました。幼小児の嘔吐下痢症、急性中耳炎は引き続き多いようです。最近1週間の花粉調査でスギ花粉がごく少数検出されています。またスギ花粉症の患者さんの来院もあります。平野部での超早咲き(間違い咲き)だろう、と耳鼻咽喉科医間で話し合っています。


12月11日

簡易検査でインフルエンザが検出されました。まだ確証はありませんが今後の調査を注目したいと思います。冬型の様々なビールス感染症が流行し始めました。嘔吐・下痢を伴うビールス症、咳が残りやすい風邪、インフルエンザ様の高熱を発する風邪、など様々です。65歳以上のインフルエンザ予防接種公費負担が広報されて、インフルエンザの予防接種を受ける方々が増えました。とてもよいことと思います。


 11月30日

前週に引き続き、成人で咳のしつこいカゼ、小児で嘔吐をともなうカゼがみられます。冷え込みが厳しくなり、特に小児で鼻汁が止まらず中耳炎の発症と経過の遷延化が目立っています。


11月26日

風邪症候が増えました。インフルエンザの予防接種は今がタイミングです。医療機関にお問い合わせ下さい。

11月6日

小児の中耳炎が増えてきました。インフルエンザの予防接種をする時期になりました。医療機関にお問い合わせ下さい。

10月25日

いわゆる風邪症状の症状(発熱や咽頭痛)が強くなってきました。花粉の飛散は少なく、患者さんも少ないです。10月はハウスダスト(家ダニ)・アレルギーは症状が最も重くなる時期です。実は予防的治療期には少し遅くて対症的な治療しかできない時期です。11月初旬までがハウスダスト(家ダニ)・アレルギーの最盛期です。

10月11日

いわゆる風邪症状で来院される患者さんが増えています。発熱例が多くなりました。花粉はよもぎ・カナモグラ・イネ科・ブタクサのシーズンのはずですが、花粉の検出数は少ないです。10月はハウスダスト(家ダニ)の自然増殖期です。症状が悪化するハウスダストアレルギーの患者さんが増えました。ハウスダストアレルギーの治療は、いまが大切なときです。

9月28日

よもぎ・カナモグラ・イネ科に加えてブタクサも見つかりはじめました。百花繚乱と思われます。今週末は運動会が多いと思います。毎年9月・10月の運動会でひどくなって来院される患者さんは多いです。

9月20日

9月18日(火)以降「急にアレルギーが出た」と訴えられる患者さんが増えました。ヨモギ花粉がたくさん出ています。秋の穀物系(イネ科)花粉も快晴が続き一斉に飛散していると推察されます。

9月14日

花粉はほとんど検出されていません。本来はイネ科(雑草穀物系)の花粉が多くなる時期なのですが、天候不順のためでしょうか、少ないです。耳鼻咽喉科外来を訪れる患者さんのまばらです。

8月24日

8月第1週週末からイネ科花粉症が始まりました。お盆前に耳鼻科医療機関を受診する花粉アレルギーの患者さんも増えています。また8月末からコメ花粉ではない雑草花粉が飛び始めます。下段の花粉情報を参考にしてください。
成人の夏風邪(実は雑多な感染症)がお盆前後に増えました。気温が下がる8月末から感染症の動向も変わる傾向があります。


8月7日

外耳炎が増えています。水泳の時期であることが大きな原因ですが、水泳に限らず、夏は外耳炎が多くなります。発汗、植物との接触、時には虫刺されなどが原因になります。また、皮膚(耳周辺や鼻周辺)の細菌感染(とびひ)も増えます。
 「8月3日頃から急にくしゃみ、鼻のムズムズと目のかゆみが出ました。」という訴えが多いです。イネ科花粉アレルギーが始まったと考えていいと思います。下段の花粉情報を参考にしてください。

松山耳鼻咽喉科会
トップページに戻る