きまぐれ更新日誌(2003年1月)

 <1月19日 日曜日>
  15歳のセバスチャン・クローバーが、スタートから22日後の1月12日に大西洋横断のレースに
 フィニッシュし、 シングルハンドでの最年少大西洋横断者になった。
 母親が、父とレースしないか息子に示唆して出場を促したらしい。
 母は強し。
  艇はコンテッサ32で、(Jeremy Rogers - Boat building )
 セイリングインストラクターの父親も姉妹艇でレースし
 父が12時間先にフィニッシュ。
 セバスチャンの艇は、ステアリングとリグにトラブルが発生したため遅れたようだ。
  
  以前、タニアタッカーって名前だったか17歳くらいの女性のシングルハンドでの航海記を
 読んで、航海を通して自分に自信を取り戻して行くようなストーリーが、面白くて友人にも
 勧めたりしたのを思い出した。
  
 フィニィッシュしたあとの笑顔も初々しいセバスチャン 

カリブのアンティグアにフイニッシュしたリフレクション
<コンテッサ32>
 
 <1月5日 日曜日>
  パリの岡本オーナーから、空港閉鎖のためパリで足止めされ予定どおり帰国できないと連絡がある。
 ブリティッシュミッドランド航空でロンドンに飛び、ヒースロー空港からJALで帰国予定だったが
 シャルルドゴール空港が嵐で閉鎖になり、全便欠航しているのでヒースロー空港に行けない。
 
  インターネットで天気図をみるとイギリスからフランスにかけて強烈な低気圧がある。
 天気が原因ではどうしようもないので、もう2,3日ついでにごゆっくりと
 他人事でもあり返事。
 
  岡本オーナーが、パリのブリティシュミッドランド航空に掛け合うと国際線のJALに相談ください、
 ロンドンのJALに掛け合うと乗り継ぎのブリティッシュミッドランド航空に相談下さいと
 解決しない。
  最終的にロンドンのJALに的を絞り交渉。
 パリから関西空港へのJAL直行便が数時間あとにあるのを見つける。
 正月で当然超満席だったが、近隣のヨーロッパの空港も閉鎖になっており、パリに到着できず
 キャンセルが出るのを見込みすかさず、この便に空席待ち予約を一番に入れる。
 
 結果、
 数時間遅れで、大勢の途方にくれる日本人旅行者を尻目に閉鎖がとかれたパリの空港から
 直行便に搭乗し予定の日に帰国したのでした。めでたし?
 
 適確な情報と素早い行動が雌雄を決するのは、ヨットレースも仕事の世界も同じでしょうか。
   
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