きまぐれ更新日誌(2003年 9月/11月)
   <11月30日 日曜日>
 アンカレッジマリーナ忘年会レース
 マリーナ前スタート⇒鹿島⇒野ぐつな島⇒鹿島⇒フィニッシュ
 
  
このレースで乗せてもらったコーラル・リーフのクルーで、商船大学を卒業され1等航海士として外国航路の船長さんで活躍していた人に海外に寄港した時の楽しい思い出話の披露を頼んだところ、世界中の港港に思い出の彼女が居て・・・とかの話の期待に反し、入港すると1時間幾らの高価な係留料が発生するから、とにかく急いで荷降ろしをする。
 契約より早く終わればボーナスで、遅れれば罰金を取られる。だから24時間荷降ろしの管理にくたびれ果てる。
見張ってないと現地の人扶で、こそ泥をするのがいる。
 寄港先で街に外出するなんてとんでもない話。荷おろしが終わり次第、即、出航です。
 多少のんびりできるのは、外洋を走っているときだけ。国内貨物船勤務だと夜もオチオチ寝ている余裕はなくもっと過酷な仕事だそうです。
 「マドラス帽子に横じまシャツ、ギター片手の船員は演歌の世界だけですよ。」
 海外出張の度にヨットビルダーのあるヨーロッパのリゾート地で美食三昧しながら、毎回くたびれ果てたと言ってるHさんにも聞かせてあげたい話でした。ちょっとなぐさめになるかも。
 

 <11月22日 土曜日>
 
Fortissimoの布田さんが、今度は来年6月にスタートのパシフィックカップにエントリーしている!
 
大西洋ダブルハンドレースの次は、太平洋ダブルハンドレース。
 艇の回航も自分で連休などを利用しながらやられているそうで布田さんの行動力に脱帽です。
 パシフィックカップレースのホームページ
 
 entry リストを見てみてください! http://www.pacificcup.org/
 
 
 <11月20日 木曜日>
 
原さん、永井の3人でボジョレーヌーボーを飲む。
 樽詰めのワインだったが、美味かった。樽詰めは防腐剤が添加されてない?から美味いのかなと想像する。関係ないかな?どなたかご存知でしたら教えて下さい。


 <11月16日 日曜日>
 
出張で韓国から帰っていた蒲谷から新居浜ででセイリングのたより。
 相変わらず、どこに行っても楽しんでますね。
 
 まいど!渡部様
 
  先週の日曜日は少し天気が悪かったですが、Mプロは出されましたか?
 (渡部注:日曜日にMPROを出しましたが、中島の湾内で宴会後帰るのが遅くなり、時化てみんなびしょ濡れになりました。)
 私達は新居浜からコンテンツの35フィートで土日一泊泊まりで、大三島の井口港にクルージングに行きました。
 ヒラメの養殖が盛んなようで、魚といえばヒラメでした。
 たたら温泉も新しく出来ていて、 ヨットには良い港です。高速船が着ける桟橋に停泊もOKです。土曜日はベタで機走でしたが、
 日曜日は雨まじりのアビームの強風でセーリングを楽しみました。
 
 昨夜、広島経由でソウルに帰ってきました。
 日本に10日も居ると気が抜けて良くないです。
 これから本格的な冬が来ますが、
 皆様お元気でよいヨットライフを。
 
           ソウルより  蒲谷敏彦

 <11月5日 水曜日>
 
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  Sailing Boat Companion (JAPON)登録確認
  M PROJECT 様

  M PROJECTのご登録をさせていただきました。
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上記のようなあるホームページに登録した旨のメールをいただきました。
 ヨット仲間のホームページを集めておられるようで、M−PROJETも管理者の目にとまり掲載されたようです。
 全国のヨット情報を集め、ヨット仲間の掲示板やメーリングリストも利用できるようです。
 作成者は、株式会社アドミナとなっていましたので、商業ベースのホームページなのでしょうか。

 百聞は一見にしかずで、このホームページを紹介しますのでご覧下さい。。
 
Sailing Boat Companion

<11月4日 火曜日>
 イタリアのヨットビルダー訪問のため出張中の原さんから、ボートビルダーが予約してくれたホテルが素晴らしく食事も最高とメールが来る。
 そのホームページの「Discover the chef and his cuisine 」からアクセスする料理の写真が大変おいしそう・・・。
 ハードな仕事なんでしょうが、いつもながらグルメ三昧のようで羨ましい。
 そのホテル
Relais & Chateaux - L’Albereta et Restaurant Gualtiero Marchesi - Golf
 
訪問中のイタリアのビルダーは、メガヨット造船所で、メガヨットの写真を見るだけでも楽しめます。
 造船所にも興味のある方はこちらもどうぞ:www.maxidolphin.it
 
個性的でおしゃれなホームページです。
 
 <9月20日 金曜日>
 
仕事帰りに行きつけのショットバー「リスキー」に行くと、年末にマンハッタンのバーにスカウトされ出稼ぎ?に行っていたバーテン君のグッティー(彼の本名を知りません)が帰国していた。
 日本人のバーテンは優秀でアメリカでも、評判がよいのだ。
 彼の働いていたバーは、マンハッタンのビジネスマン相手の少し高級なショットバーで、忙しい日は、夕方6時開店から深夜3時の閉店まで、ずっと入店待ちの客の行列が途切れることのないくらい繁盛している。
 3、40人収容の店をバーテンを含め3人で営業しているので、終日、戦争のような忙しさで、食事はおろか、休憩の暇さえないそうだ。
 彼らスタッフの時給は、1時間1ドル50セントで約150円。
 あとは、客のチップを3名のスタッフで分けこれが主な収入。月収は30万円位にはなるそうだけど、マンハッタンのアパート代が高くて、友人と安アパートをシェアして一部屋だけ借りても、1人750ドル。
 チップの取り分も、能力に応じてマネージャーが決める。
 売上の10%程度が、チップの相場なので、客にお代りをすすめ売上をあげて、売上に連動するチップを沢山稼ぐことが速、収入アップに繋がるそうだ。
 チップの取り分は、スタッフの能力評価で決められる。
 ごった返す店内で、如何に速く注文を裁くかが勝負だが、アメリカ人には、メチャ優秀なのがいて、喧騒の中で、4テーブル分の客のオーダーを全部、記憶してしまう。
 グッティーも20歳の頃は、それでも10名くらいのオーダーは記憶できたそうだが、4テーブル分を記憶には彼もぶっ飛んだ。
 
 彼は、何年か働いて、金をためいずれアメリカで、グリーンカードを取得する予定だった(以前は、弁護士に依頼し100万円位)が、9.11のテロの後、移民に相当厳しくなり、グリーンカードの取得は、弁護士に頼んでも、事実上無理になったそうだ。
 9.11のテロの影響は相当すごいとは思うが、日本までアメリカの独り善がりな政策に振り回されるのは腹立たしい。

 <9月15日 月曜日祝日>
 
久しぶりにシンシアでセイリングをする。
 
 永井と羽藤の友人2人の5名で、ノグツナ島、睦月島をセイリングで廻り中島の長師港に入港する。
 
朝から終日よい風に恵まれスピンで快走する。こんなにコンディションの良い日はそうないと思えるほど気持ちよい。
 初めてヨットに乗る女性2人は、驚くほどセイリングのセンスがよく、クローズでも艇を真っ直ぐ走らせてゆくし、目的地を教えたら最適なコースを考えながら操船している。女性には珍しく好奇心も旺盛でヨットのことも何かと質問される。
 頭の良い人は、上達も早いのかなあと永井と感心しながら今更頭の悪さはどうしようもない渡部は彼女らに舵をまかせていたのだ。
 長師港で、羽藤が持参のコロッケでビールのランチ。このコロッケがビールにあって美味くて頭の悪さのことなどすっかり忘れる。
 凡人でも1杯の美味いビールですぐに立ち直るのだ。

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