きまぐれ更新日誌(04年 6月・7月前半)
 <7月4日 日曜日>
 水軍レースの練習を行なう。
 このレースは、大島の宮窪町に居城を構えていた、村上水軍を記念して毎年開催される「和船レース」
 両舷に2つづつの櫓と後ろに舵櫓が1つの計5つの櫓を二人ずつ10人で漕ぐが、息を合わせて漕ぐのがなかなか難しい。蛇行したりローリングしたりで真っ直ぐに進むのさえままならない。
 和船の櫓は、押しと引きの繰り返しだが、手首の返しのタイミングがポイントのようだ。返しがうまくいかないと櫓が海中で滑って前進力にならない。
 こぎ手の消耗も激しく、元ボート部やラグビー部がそろっているのだがそれでも3、4回スタート練習を続けると休憩がいる。僕とウモトさん担当の右舷後方の櫓は、年令合計100才を超えているが、20才代には、まだまだ負けじと手の豆を破りながら奮闘するも、船は右に回りがちで右側のこぎ手の力量不足顕著?
 昨年優勝メンバーの地元の漁師や青年団の人が漕ぐ和船が、もの凄い掛け声と勢いで舳先を横切って行く。
 練習レースをやってもらおうかとも考えたがやめとく。
 2時間の練習の後、榊原の宮窪町在住の両親差し入れの海鮮料理を魚にビールを飲んで、リフレッシュする。
 帰りがけに地元女子中学生のチームが、水軍レースの練習に来る。ベテランコーチ陣も従えており、18日の本番では強敵になるかもしれない。
 2時頃、宮窪町をベイライナーで出発、しまなみ街道の橋の下を通って、4時前に三津に帰港。
 


 <6月20日 日曜日>
 今日、睦月島に住む母あてに東京在住の睦月島出身の方から電話があった。
 その人の娘さんがインターネットで、睦月島を検索するとこのホームページに掲載している娘の環境提言レポート「ふるさと睦月島近海への産業廃棄物投棄で考えた事」が、ヒットし、電話をくれた。実際、検索エンジンのゴーグルで「睦月島」を検索してみると何千とある記事の中で、このレポートが最初にヒットした。
 このホームページは、趣味のヨットに関することをテーマにしていたし、見る人もヨットに興味のある方を想定していたので、意外なところで見てくれる人がいるものと今更ながら驚いた次第です。同時にインターネットに公開することの影響というか若干の責任も感じた次第でした。
 
 <6月15日 火曜日>
 大西洋横断シングルハンドレース "The Transat"参加のBruneel Eric が乗る50フィートのトリマラン ”Trilogic"号がボストンにクラストップでフィニシュ。
 Ericは、フランスのカタマランメーカー「フォンテンパジョー」の幹部社員。勤続20年の記念に2ヶ月の休みをとって参加した。(原さん情報です)
 ところで僕は、勤続26年で・・・2ケ月の休みか・・。
 
<ホームページより抜粋> Bruneel crossed the line at 14:23:37 GMT in a time of 14 days, 1 hour, 23 minutes and 37 seconds at an average speed of 8.32 knots.

  <6月3日 木曜日>
 原さんからメールまた、ご紹介します。

 宛先:シンシア ワタナベ 様
 
件名:The Transat

 大西洋横断シングルハンドレース "The Transat"に私の友人であり、仕事のパートナーでもあるBruneel Eric が、50フィートのトリマン ”Trilogic"号で出場しており、現在トップを走っています。
 世界のトッププロセーラー39名の活躍,ドラマがネットで楽しめます。
  これは、面白い、是非ごらんください。
                            シーホース 原
  http://www.thetransat.com/
 
 件名:Re Transat
 50フィートのトリマランで、シングルハンドか・・・。
 泊地のない日本では、こんなレースを見るのは、いや開催すら考えられないけど、
 プレーニングし続けるトリマランをシングルハンドで操船し続けるのを
 想像するだけでもすごい。 
 ワタナベ

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