更新日誌('04年 10月〜12月)

  <12月31日 大晦日 金曜日>
 
5時からワシントンホテルで忘年会。親戚一同が集まっての恒例行事。
 大晦日で、ホテルも閑散としている。
 親戚の島の造船所では、新造船の注文が入るようになり活気が戻ったが、国内では鋼材不足が深刻で、鉄板が入手できなくて弱っているそうだ。
 大阪のヨット「春1番」は、初期の日本チャレンジ艇設計などでも有名な阪大の教授だったオーナーが亡くなって一時、この造船所に上架されていた。教授は造船所ご兄弟の恩師で、このヨット春一番で大阪からセイリングで、島に来た事もあるそうだ。
  
 
 7時30分には帰宅し、ネットで世界一周レースVendeeGlobeをチェック。
 
 只今、南氷洋でレース中、ビデオで氷山の中を走る様子を見て感動。
 http://www.vendeeglobe.org/uk/videos

 <12月30日 金曜日>
 25年間位続いている恒例の同級生とその家族との忘年会。
 大学時代の友人4家族で毎年開催。今年は12名参加。4家族の内、二人は、卒業旅行で沖縄の離島に行きそこで出会った女学生2名とその後、二人とも結婚。
 この忘年会のはじまりの頃、ベビー籠に入れて連れてきていた子供達は、大半が成人し、一緒にビールを飲んでいる。
 来年あたり結婚予定の子もいるので、また、ベビー籠にいれた子供連れにな戻りそうだ。
  
 <12月28日 木曜日>
 
通勤途中の酒屋さんで、懐かしい焼酎を見つけ思わず購入。
 「与論献奉」と命名された焼酎で、28年前与論島で毎晩飲んでいた酒で当時の事が懐かしく思い出される。(記憶を手繰ると飲んだ焼酎は、「有泉」(アルコール度数35度)で、歓迎の儀式が「与論献奉」だった。)
 「与論献奉」とは、与論での客のもてなし流儀で、車座にすわり、一升瓶の焼酎「与論献奉」をコップで、飲み干し何かスピーチしながら次々に廻してゆく。大学生で、民宿に滞在してそこでアルバイトをしていたのだが、お客さんの手前もあり良い格好をしたのか、注がれるままに焼酎をコップに4、5杯立て続けにストレートで飲みそのまま後ろにひっくり返り意識不明となる。
 翌日昼前になんとか目がさめたが、民宿のおばさんは、死ぬんじゃないかと心配したそうだ。意識不明の間、膝枕で看病してくれたらしい、大阪から夏休み休暇のお嬢さんは、昼の便ですでに帰っていた。
 与論には、2ヶ月近く滞在し、毎日、珊瑚の海に潜っていた。獲った魚介類を民宿の晩御飯に提供したりして喜ばれていた。夜は、4.5日のツアーで帰る都会からの旅行者と毎晩宴会。与論は、高い山もなく180°満点の星空なので、星空ツアーに案内するのも忙しかった・・・懐かしい思い出。
 
 <12月26日 日曜日>
  
 MPROJECTで8時30分からセイリング。風がよく久しぶりに爽快なセイリングができる。5日にレースが流れがっかりしていたので格別に気持ちよい。10人で、ハイクアウトしてヒールを殺しながらクローズで、穏やかな瀬戸内の海面を切り裂くように島々の間をかっ飛んで行く。
 例によって睦月島の生簀で魚を仕入れ、昼からマリーナのクラブハウス3階で、鍋パーティ。
 生簀の奥さんが、市場に卸すほうが高いんよ、と笑いながら格安で生簀から魚を上げてくれる。

 蛸のしゃぶしゃぶは肌野君の実家特製のポン酢が絶品、ヒラメの刺身は身がビリビリ、金メバルの煮付けは、生姜の聞き具合・味付もよく骨から身が弾けて美味い。
 
3時間ほど宴会をして解散。

 
夕方スイミングクラブに行くと永井とばったり。二人とも同じ魂胆で、夕食の為に運動し腹をすかしていた。

 <12月22日 水曜日>
   
ホノルルマラソンに参加していた岡本オーナー、コーラルリーフの池川オーナー、肌野君、太田君の報告会兼忘年会。4名とも完走し、早くも来年の参加を宣言。いつまでもヨットマンは体力と好奇心


ホノルルマラソン写真館へ
 ←無事フィニッシュラインを横切る岡本オーナー。ゲート下にフィニッシュタイムが表示されている。

 池川オーナー(笑うパイナップル男⇒)は、マラソン完走後すぐノースショアへ行って、サーフィン!なんと池川オーナーはかって中四国のサーフィンチャンピョンでした。

←スタート前の肌野君
 ドラえもんは、タケコプターでビュンとかっ飛んで行きました。
 
 刺青をお姉さんに入れてもらう太田君⇒1刺青 10ドル位
 

 <12月16日 木曜日>
 
 パリボートショーの終わった原さんからフランスでS−40建造中の拠点にフランス西海岸のヨットのメッカである港町ベノデの近郊に別荘を借りたとメールあり。
 狸・イノシシがいる環境で楽しそうだから正月に来いとのこと。

 別荘の持ち主のフランス人は、なんと昔日本に15年ぐらい住んでいたことがあり、東京の紳士服屋さん「三峰」の立ち上げに関わって働いたり、日本人の仲間と原宿の近くでフランス料理店を経営し、今も共同オーナーとして、フランスから食材を送っているそうだ。    

 <12月12日 日曜日>
 
Mproject岡本オーナーは、コーラリーフの池川オーナーらとホノルルマラソンに参加して、今ごろ走っている頃かな?追悼記事を書かなくていいようにほどほどに走っているかな?
 42kmよく走るね!
 
 <12月5日 日曜日>
 
アンカレッジマリーナ恒例の忘年会レース日。
 しかし、昨夜からの低気圧の時化でヨットを下ろせず、レースは中止。久しぶりのレースで楽しみにしていただけに残念だが、天気のことだから仕方ない。
 6時から忘年会を「烏賊屋」で開催し、3次会でお茶漬けを食べ解散。
 
 <12月4日 土曜日>
  
パリボートショーにS−40の出展のため出張している原さんから、ボートショーの展示ブースの写真が送られたきた。
 1号艇は、建造中のため、ちっさなブースにまだ、模型しか展示できてないけど、原さんには、最初の小さくても大きな一歩だからヨーロッパのセイラーからいい反応を得られるよう幸運を期待。
  日本人のプロデュースしたヨットが、ヨーロッパのセイラーから評価を得られれば、ヨットの世界では、画期的なことだと思うので是非、いい評価を得てきて欲しい。
 予定数売れたら、MPROのメンバーをパリに招待してえればなおうれしいけど・・。
 
 
 TO;MPRO&SYNCIAの皆様へ

 S-40のParis Boat Showへのデビューです。
 小さな模型でささやかな第一歩ではあります。
 開場まえの静かな時間に撮影しました。これから11日間で40万人の人が来るそうです。
 今日は VIPデーで明日から本番です。昨日は、眠れませんでしたが、ガンバリマス !
                                シーホース 原       
                                www.s-40.info
  


 <11月23日 火曜日
 
眼下に瀬戸の海が広がる黒岩のMPROJECT別荘で、バップギターの第一人者
 ”JOSHUA BREAKSTONEのギターとドラム、ベーストリオでのライブコンサート。

 余談ながらアメリカ人のジョシュアは、フランス人の奥さんと、日本語学校で知り合い結婚したそうで、日本語は日常会話ならOK。毎年、奥さんの実家のあるボルドー地方のワインフェスティバル頃には、里帰りし美味しいワインを堪能しているそうだ。ニュ-ヨークに在住し、時々日本に出稼ぎ?フランスでバカンス・・かな。

  夕方から岡本オーナーの家族・友人・知人のなど50人余の方々が集まり、アットホームに開演、すばらしいジョシュアのJAZZの世界を堪能しました。
 
バップ・ギターの心地よいトーンに日常をしばし忘れ、ゴージャスな1日を過ごす。明日の仕事の事は、取り合えず忘れて夜中まで談笑。ワインボトルなどあちこちに20本以上転がっている

 
来週からパリボートショーにヨットS−40の出展(世界的に有名なこのパリボートショーに自らプロデュースした艇を出品するのは日本初の快挙)のため出張する原さんも、忙しい中、駆けつけ、一緒に楽しみ鋭気を養う。
 


 <11月 9日 火曜日>
 
 原さん開発中S-40の新しいグラフィックデザインが転送されてくる。
  年末からフランスの造船所に泊り込みで1号艇建造の監督に行く予定
  

 From: "Bureau Nivelt"
 To: "Shozo Hara" <seahorse@ehm.enjoy.ne.jp>
 Sent: Tuesday, November 09, 2004 8:05 PM
  Subject: S40

 Dear Shozo,
 Find enclosed new 3D drawings of S40.
  Best regards.
  

 <11月 7日 日曜日>
  気持ちの良い秋風を受けて瀬戸内海を久しぶりにMPROでクルージング。
  レフレッシュした気持ちのよい一日でした。
  遅めの昼食は、定番の睦月の生簀に横付し海鮮料理。
  「テロワール」のシェフも同乗していたので、5.3kgの真鯛を生簀からあげ、その場で料理する。
  この日初めてMPROに乗るさや子さんは、フランスの学校を卒業後、名門料理学校のコルドンブルーを卒業、3星レストランでの修業を終え帰国したばかり。筏でのタイ料理を面白そうに眺めている。

  生簀の親父さんは、台風で壊れた屋根の修理中に屋根から落下し、脊椎損傷。
  2ヶ月間動けなかったそうで、今も長時間座っていると背中が痛むようで苦しそうなのが気の毒だった。
  いつもお世話になってるし早く良くなって下さい。
  

 
 
 アンカレッジマリーナで、偶然、池川ヨット工房の池川さん自作の世界周遊用新艇「花丸」のシェイクダウンに出会う。
 海面に降ろしテストセイリング後に陸揚げしたところだったが、これからしばらくテストセイリングが続くのだろう。
 きっと充実した楽しい時間だろうから充分時間をかけテストし、安全な航海に出かけて下さい。

 <10月17日 日曜日>
  
LINK欄で紹介している「貿易風の吹く島から〜カリブ海のヨットマンからの電子メール」の佐野さんは、山にあがり連載も終了。
   長い間、エッセイを楽しませていただきありがとうございました。
  
  新しいホームページの紹介
  南雲さんのホームページは、佐野さんとは随分趣が違いますが、楽しませてくれる事間違いなし。
  ヨットは、講習会を受けただけの初心者だそうですが、残りの人生を存分に楽しむためシングルハンドで、南太平洋を目指す元ジャーナリスト。
 
  Man Over Board(M.O.B)
  南雲海人オフィシャルホームページ
  http://www.ne.jp/asahi/nagumo/kaito/

 <10月2日 土曜日>
 
シンシア共同オーナーの羽藤が、ニューヨーク出張から帰ってきたので、久しぶりに一緒にセイリング。
 マンハッタンの人気レストランの店長として店を仕切っているシンちゃんは、松山のバーテン時代からの友達なので、さっそく連絡したところ、到着の夜にシンちゃんのライブに招待され怪しいライブパーティ。(シンちゃんはアマチャアバンドボーカル)
 30歳前半のシンちゃんは、マンハッタンのイーストビレッジあたりでは、すでに一目置かれる存在で、プレイボーイ日本版で紹介されたこともある。
 シンちゃん達のバイク(なぜかすべてカワサキ)でマンハッタンをかっ飛ばしリフレッシュして帰ってきました。
 
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