更新日誌('06年7月)
<7月30日 日曜日.>

MPRO夏の恒例、三津の花火大会を岡本オーナーの黒岩別荘から見物。
 夕闇が迫る前の明るさが少し残る海に観覧戦がたくさん出て、航海灯の灯が海にキラキラと輝き美しい。
 時間によって違った景色を見せてくれる三津の海を眺めていると飽きない。
  
 三津の花火写真館へ

 <7月30日 日曜日>
 水軍レース(和船レース)に昨年に続き参戦。
 
今年は、女性12名のチーム(7月16日の練習レポートで紹介)で初参加した「エムプロジェクト」、
 すでに8回目の挑戦となる28年前のロックバンド仲間が全国から集まり、夏合宿で参加の「ウエスト・モンク・ブラーザース」(昨年90艇中4位)、その他大勢での「S×L」(エスバイエル)チームの3チームを編成して参戦した。
 
 精鋭ぞろいの女性チーム、エムプロジェクトは、決勝戦に進出したときに優勝を確信し賞金で、祝勝会のプランが・・・。
 決勝スタートは、5艇のうち左から4番目でスタート。
 直後に左側の2艇が大きく右に蛇行し衝突される。3艇がおたがいの櫂を絡める。
 竹ざおで邪魔な相手艇を必死に押しやり離れかけるが、竹ざおも折れてしまう。
 その間に両側からクリアースタートの2艇に悠々先行、ゴールされる。救済ルールもなくレースは終了。
 優勝しか眼中になかったので、メンバーのショックは大きい。
 しかし、優勝は逃したものの表彰式では、他艇をよせつけない美人ぞろいでパワフルな「エムプロジュクト」チームの実力をたたえ「大和なでしこ賞」が授与された。

 今年こそ、優勝をと燃えていた勇者「ウエスト・モンク・ブラザーズ」は、今年の優勝艇に2秒差で敗退。
 この2艇は、全参加艇の中でも、ずば抜けて早いタイムであっただけに雪辱を誓わざる得ない。

 このレースの模様は、テレビ愛媛で8月5日土曜日16時から1時間の特集番組
  「真夏の熱きドラマ!水軍レース2006」で放映

  

ウエスト・モンク・ブラザーズ(動画)

レディースチーム「エム・プロジェクト」(動画)


 <7月25日 火曜日>
 
出張中の原さんから、事務所に電話。
 
原さんは、S40の3号艇建造の打ち合わせでフランスのブルターニュ方面に出張中であった。
 
 
原さんの現地レポートで盛り上がる。
 
「昨日は、バカンスでにぎあうイルドレ(ラ・ロッシェ沖の島)の港サンマルタンに52フィートのカーボンマストのヨット(MPROも52フィートです)が入港しているのに遭遇したので、船上の短パンのおっさんに船のことをいろいろ聞いた。
 
艇のデザイナーは、思ったとおりフィノだった。
 
そしてこのちょっとえらそげな短パンのおっさんは、”カルティエ”のオーナーだった。」

 「バカンス真っ盛りの今、イルドレにはヨット界でも著名なビップが、大勢来ている。
 港の画廊で会ったアメリカズカップシンジケートのオーナー,ミスター”カンドラー”は、原さんの旧来の知人。
 バンクオブロイズのオーナーやフィアットの社長もこの島にクルーザやディンギーを保管していて、原さんの艇S40のデザイナーであるジュベール・ニベールらの飲み友達。フランスの首相もこの小さな島に別荘を持っている。
カンドラーは、その画廊で、お洒落なテーブルセット2組と数十万円の新人画家の絵を衝動買いし、「この絵は、ニューヨークヨットクラブに飾っといてやるから、これでお前も有名になれるな。」と画家に笑いかけていた。」

 
イルドレは、フランスの港町ラ・ロッシエルの沖合いの島だけど、夏場のみ、本土側との橋の通行料が高くなり、冷やかしの客は来にくくしているフランスでは有名なリゾート地。
 ニースなどの南仏は、リゾートとして有名だけどイルドレもかなり高級なリゾート。
 
また、ここの塩田で作られる塩(フル・ド・セル、塩の花)は、フランスのグルメに最も評価の高い自然塩

 <7月16日 日曜日>

 今治市沖の宮窪で和船のレース「水軍レースの練習」。本番は7月30日9時から。
 今年は、昨年、決勝戦の5艇に残った男性チームのほか、エムプジェクトの女性チームを編成しエントリー、優勝を目指す。
 メンバーは、「琉球国祭り太鼓(エイサー)」の愛媛支部メンバーを主力に・トライアスロン選手や女子高校生のパワーを加え編成。
 勘のいいメンバーばかりで、上達が早い。本番が待ち遠しい。
 指導の男性がへばって練習を終了したのだが、練習が物足りないと女性パワーは頼もしい。
 

(動画)
<写真追加>

 <7月 4日 日曜日>
 
第2回中島カップヨットレースの準備で前日土曜日早朝から中島に行く。
 
3日土曜日は、中島小学校の5・6年生ら十数名の体験セイリングを松山フリートのメンバーの数艇に分乗して行う。
 初めてのセイリングには理想的な風に恵まれ、中島湾の入り口あたりを滑るように帆走する。
 ヘルムを持たせると興味を持った子供は、すぐにセイリングを覚えてしまう。
 ちょうど並走するグランドサプライズも小学生が舵を持ってセイリングしていたので、体験セイリングの小学生が操船する2艇がマッチレースのようにスピード競争をする。指導するこちらも思わず真剣にセイルトリムしたりして。
 
 
夕方は漁協が運営する海の家で、前夜祭。
 漁協の漁師さんら十名ほどの方が、海鮮バーベキュウーの準備をしてくれる。材料は、あわび・さざえ・天然のタイ・20cmを越すメバルなどが食べきれない程、どのテーブルにも用意されている。今朝、獲ったばかりの新鮮な獲物で、焼き物にするのは、もったいないそうだ。
 島の婦人会の皆さんも会場にテーブルを並べ、手作り物産を会場で即売されている。アットホームでいい雰囲気。
 生ビールは、飲み放題で、深夜まで各チーム盛り上がる。
 久しぶりに運営を少しだけ手伝ったが、運営の皆さんの熱意と努力に脱帽でした。

 翌日曜日は、5時ごろものすごい土砂降りと雷で目覚める。去年の雷雨の中のレースを今年は、本部艇で経験できる?
 
幸いスタート時間前には、雨も上がり、風にも恵まれ絶好のレース日和となる。
 10分遅れの8時40分、BWクラススタート、10分後ORCクラススタート。
 中島から鹿島、小安居島を周る16.5マイルを全艇快走し、11時42分には、最後の艇がフィニッシュ。
 すばらしいレースと運営でした。
   レース結果(西内海支部ホームページ)
 
<運営スタッフ

豪雨の中運営に向う

原さんと林事務局長

グランドバンクス豊島会長
<小学生体験セイリング

田内キャプテンと体験セイリングの子供たち

ブレザ・ロッソ

コーラル・リーフ

スケアクロウ
<中島カップレース>

優勝したA40
  
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