更新日誌('06年8・9月)
<9月17日 日曜日>
 
台風13号が佐賀から福岡の北に上陸し北上中。
 日本を縦断し全国に災害をもたらした平成3年の台風19号とコース、勢力が似ているので気になっていたが、山口沖と多少北にそれたようだ。
 松山の満潮は、夜7時過ぎだったが、一番接近したのはその後の干潮時だったので睦月島の実家もそれほど潮をかぶらずにすんだ。
 僕の住んでいる地区一帯で夜10時頃に停電があり、1時間しても回復しない。
家の懐中電気は、各部屋に備えてあったのでこんな時は安心。ろうそくは、結婚式の引き出物や子供のクリスマスやらで10本ほどあった。ラジオだけで退屈なので懐中電気を持って近所のローソンに行くとここも停電中で非常灯だけで営業している。
 アイスクリームはどうなるのだろうかと余計な心配。
 1本道を隔てたところのモーテルは、停電していない!モーテルこそ長時間停電すれば面白いだろうに。もっともその様子が見れないのは残念だjけど。
 自宅に帰りろうそくの灯で、しばらく読書をするが、停電は回復しそうにないので就寝する。
 朝起きたら停電は回復していた。深夜台風の中、電力会社の方もご苦労様です。
 
 <8月26日 土曜日>
 
高松沖の直島に行く。目的は、直島にベネッセが建設した「地中美術館」。安藤忠雄設計のこの美術館は、地下3階建てで地上に建物はない。各階に比較的こじんまりとした展示スペースがある。
 モネの部屋は、天井から柔らかな自然光が部屋全体に広がる設計になっている。床は、サイコロの様な乳白色の大理石7万個が敷き詰められている。
 それぞれの展示スペースには、感動や驚きがありすばらしいが、地中の建物は、建物自体が作品として緻密に設計されていて感心した。
 美術館内のイタリアンレストランは、瀬戸内海が一望できる見晴らしのよい場所にある。岡本オーナーの黒岩別荘もロケーションが素晴らしいのを改めて実感した。
 ベネッセハウス(ホテル)は、美術館としても設計されており宿泊客は、豪華な美術品に囲まれ宿泊できる。
 また、ホテル前にプライベート桟橋もあり、ヨットで来た宿泊客はオーバーナイトで係留できる。
 ヘリポートもあったので、お望みの方にはへりで投宿もOKだ。

 帰りには、丸亀市立の猪熊弦一郎美術館(MIMOCA)に寄って帰る。
 猪熊さんは、三越の包装紙をデザインした人とくらいしか知らなかったが、気軽に楽しめるモダンアートの美術館だった。
 どちらの美術館もまた、行ってみたい所だ。

直島の宮浦港

直島の宮浦港

地中美術館アプローチ

美術館前のモネの庭

直島 「護王神社」

ベネッセハウスから

ベネッセハウス喫茶

ベネッセハウスから

MIMOCA猪熊美術館

本村地区の家プロジュクトの一つ
「護王神社」

階段はガラスのレンズ製で地下の国に通じる。

地下からの参拝もできる。


 <8月24日 木曜日> 
 
阿波踊りレース結果

 <8月18日 金曜日>
 
徳島県で14日開催の阿波踊りレース回航に12日土曜日8時アンカレッジマリーナを出発。
 
つれ潮でGPSでの対地速度は、10ノットオーバーを記録
 
炎天下の瀬戸内海を機走で快走、来島海峡としまなみ大橋、瀬戸大橋の下を通過し改めて巨大な橋げたを眺め、夕方4時頃にはもう高松市民マリーナに到着する。

 マリーナでは阿波踊りレースへ明日、早朝に出発する艇が桟橋に係留するので、外来艇は係留できないといわれるが、何とか係留させてもらう。
 以前松山にいた高松在住の秋山さんが来て、うどんのうまい店など紹介してくれる。

 本当は、マリーナ沖の男木島の港に係留し、漁師の老夫婦が採れたての巨大な「渡り蟹」を茹でる料理屋が最高で、この時期にその蟹を食べたらもう他の蟹は食べられない絶品とのこと。
 どうせなら市民マリーナに係留する前に教えてくれていたら・・・
気を取り直し、讃岐うどんのうまい店に出動。
駅前の再開発地区にそびえるビルの「川福」で、ざるうどんを食べる。
炎天下のヨットから降りて食べるざるうどんのあまりのうまさに全員、無口で一気に食べ終える。
注文から全員が食べ終えるまで15分ほどだった。
このあと、他の店で1人前290円の餃子、お好み焼きと生ビール。

満腹でヨットに帰り、近所の銭湯で汗を流しサウナ状態のヨットに宿泊。
翌、8時過ぎにマリーナを出発、鳴門海峡もつれ潮で通過し午後3時前には、徳島港に到着する。

途中、徳島港沖で徳島JSAFのレース艇がよい風に恵まれ快走している。明日の阿波踊りレースもこの風が吹けば、良いレースができそうだが・・。

14日の阿波踊りレースは、90艇余が参加し全艇一斉にスタートを切る。
MPROは、ラインの中ほどからよいスタートを切り、いい位置をキープしながらじりじりと前にでるが、結局、終日微風に悩まされ、終盤に岸寄りに吹いたブローに乗った艇団がそのままフィニッシュ。
参加艇の半分位がタイムリミットまぎわにどっとフィニッシュする。
MPROも午後3時頃にフィニッシュするが、レーティングの高い大型艇には不利なレースとなった。

表彰式では、なんと初めてのブービー賞を頂く。
優勝は何度も経験しているが、ブービー賞は、狙ってもなかなか取れる賞じゃないし、よしとするか。

夜は、徳島ヨットクラブ会長でクレージーナナオーナー手配の両国橋近くの料亭で、ナナ、コーラルリーフ、MPROの3艇合同の宴会があり賑やかに夜が更ける。

ブームの日陰で

来島海峡付近

ランチタイム

瀬戸大橋

瀬戸大橋

高松市民ハーバーへ

回航中の昼寝

鳴門大橋

鳴門大橋

鳴門の渦

艇長会議

我慢大会のレース
動画 微風のスタート
ブービー賞

ケンチョピア前レセプション

YAHOO PHOTOにアップの阿波踊りレース写真

 <8月5日 土曜日>
 
MPROは、14日の阿波踊りレースに出場するため整備を原さん、永井と3人で行う。
 回航用にドジャーをセットする。これで雨でもキャビン内が濡れる心配はない。
 余分なセイルを降ろし、備品のチェック。缶ドリンクは、賞味期限が1年前以上前のものも多数あったので廃棄。
 バース下のもの入れを掃除し、備品は、デッキにならべて日光浴。中に保管していたクッション6個は、カビが出ており
 持ち帰り2度洗濯するが、シミが落ちない。
 船内の水タンクの水は、陸置艇のためすぐ腐るので排水し、ほぼ空にする。
 次の機会に塩素を入れ洗浄する予定。
 燃料タンクは、120リットルlなので、20時間余見込まれる回航用に予備タンクも5本用意する。
 プロパンボンベは、満タンのようであるが残量メーターがないので確実ではない。
 
あとは、デッキとハルの清掃を来週中に仕上げ、金曜日に10人分の食料とアルコールを5日分程用意し完了。
 準備もそれなりに時間と手間がかかるが、また楽しみでもある。

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