末光耳鼻咽喉科は昭和32年(1957年)12月22日に父、故末光喜代三によって開設された。

末光喜代三は旧制松山高校、京都帝国大学医学部を昭和17年(1942年)に卒業、応召しインパール作戦、ビルマ戦線に軍医中尉として従軍、終戦後はラングーンで捕虜となり、昭和21年(1946年)に復員する。

京都大学耳鼻咽喉科、八幡浜市立病院、小倉病院、岐阜大学、愛媛県立中央病院勤務の後この地にて開業する。

しかし残念ながら昭和48年(1973年)に癌で死亡、満55歳であった。

末光耳鼻咽喉科は闘病のため昭和47年(1972年)から休診状態となり、私が開業するまでの8年間廃院となる。

昭和55年(1980年)12月に私が後を継ぎ、改築の上再開した。

平成元年に一人医療法人となり、現在に至っている。


       末光耳鼻咽喉科の歩み