ロンドンにて

                   愛光学園11期
                   同窓会会長
                   末光 清貞

つい先日の2010年4月、GWを利用してロンドンへ旅行をした。
ロンドンを拠点にソールズベリ、ストーンヘンジ、またリバプールへ足を伸ばしてビートルズの故郷を訪ねるのが目的であった。
ロンドンには8期の井関亮甫さんの次男で39期で、私の長男と同級生の井関武彦さんが在住なのは知っていたので、メールで連絡をとり、一緒に食事をしようということにはなっていた。
他にも多分愛光の同窓生が何名かはいるとは思っていたので、同窓会の各期理事に事前に、もしロンドン在住の同窓生がおられればお会いできないか、というメールを回してみたが残念ながら反応はなかった。
GW前にはアイスランドの火山爆発の影響でロンドンの空港閉鎖などの出来事もあったが、GWにはそれも収まり、予定通り出発ができた。
到着翌日はソールズベリ、そして古代のストーンヘンジ遺跡観光、ロンドンへ戻って大英博物館も堪能。



その翌日はストラドフォード、オックスフォード観光を済ませ、夜ホテルのロビーで39期の井関武彦くんにお会いすることができた。
あいにくの雨の中、奥様、2歳になる息子さんも挨拶にお見えで元気そうでなにより。
奥様、息子さんとはそこで別れて、井関くんとロンドン市内のレストランへ向かった。
小奇麗なレストランで、生牡蠣やスズキの魚料理、それに美味しいデザートをいただいた。
井関くんはフォスターアンドパートナーズという設計事務所に勤めており、仕事のことや、どうしてロンドンへ来たのかなど話が弾んだ。
フォスターと言う名前は実は大英博物館の大改装も、新しいロンドン市庁舎もフォスター氏の設計であることをその日の観光中に聞いたばかりであったので、いかに大きな会社であるかの実感を体験したばかりだったのだ。



大学院卒業後、単身ロンドンへ乗り込んだ井関くんの話を聞いて、まさに世界的教養人を地で行く彼の姿に愛光魂の本筋を見た感じがした。
彼に聞くと四国出身者の会や、日本人会などで愛光の卒業生もかなりいるとのこと。
時々は顔を合わせているようであった。
ちょうど私は着ていたジャケットに愛光のエンブレムを付けていたのだが、それを外して、井関くんにプレゼント、ぜひ愛光学園のロンドン在住卒業生の取りまとめをしていただくように依頼をした。
彼も、分かりました、との返事であったので、近々、愛光学園同窓会のロンドン支部が誕生するのを期待している。



一晩異国の地で、後輩との語らいは実に楽しく有意義であった。
あっという間に時間は過ぎ、井関くんに近くの地下鉄の駅まで送ってもらって、握手をして別れた。
翌日は早朝からリバプールにむかい、ビートルズのメンバーの育った各家を訪ねたり、ペニーレーン通りも、ストロベリーフィールズ公園も行って、そしてキャバーンクラブでビールも飲んだ。
旅行最終日にはロンドンのアビーロードストリートで、旧アビーロードスタジオの前の交差点を歩いて写真を撮ることもできた。
充実したロンドン旅行であった。

                      2010年5月記