きまぐれ更新日誌(1月) |
12月へ<1月27日 日曜日>
今日の堀江の海は、白波が立つ強風でしたが、ウインドサーフィンの連中が、その中をカッ飛んで
いました。ウインドの人たちは皆さんげんきですねえ。
堀江の海を思い浮かべながら今日もネットサーフィン。
左の写真は?…そう、ヨットなんです。
(イギリスのニュースサイトで見つけました。)
現在、イギリスのサザンプトンの造船所で建造中のスーパーヨット、ミラヴェルXです。
全長:245Feet(75.2メーター)、マストの高さ90メートルで 現在世界最高のマストトより20メートル高くなるそうです。
これで、瀬戸大橋の下は通れるんですかね?
12人のクルーで操船され、12人のゲストのための6つキャビンを備え、メインデッキには オーナーのためのビクトリア朝のキャビンが作られるそうです。
オーナーは、アメリカ人のビジネスマンでエイビスレンタカーの社長か会長。
彼は、以前に130feetのヨットを建造する為にタイに
自分の造船所を作った経験もあります。
このページのトピックスで紹介しているメガヨット、シャラタンのオーナーもかなりのもの、
でしたが、まあ、いろんな方がいらっしゃるもんですね。
<1月26日 土曜日>
インターネット回線を年初めからADSLにしたので、急に快適・快速になったのですが、ホームページ作成技術が
追いつかず、写真を沢山使用してしまうので、かなり重いページになっているのではと気になっています。
特に今回のMPRO完成の写真は、いつもと同じようにサイズを小さくはしたのですが、1枚ずつがかなり重いようです。
時間がかかり過ぎ見にくいようでしたら知らせてください。
<1月25日 金曜日>
今日、フランスのビルダーから、完成したMproの写真がメールで送られてきました。
船底塗料も塗られた濃紺のハルがとても綺麗です。
内装の仕上がりもよさそうで、実物が楽しみです。
今度の写真は、プロが取った写真なので、さすがに艇全体の雰囲気、様子がよく伝わってきます。
前に取った人がへたというわけではありませんが、前は造船者の方が定期的に、カメラに収めて送って
くれたり、原さんが、出張で造船所を訪問した時に送ってくれてましたので、工場内の明るさがたりないとか、
レンズが広角でないのでキャビン内の狭い範囲しか写らないとか制約がありましたので。
<1月24日 木曜日>
地球の裏側ですが、キーウエストレースウイークが、スタートしました。
数年前に松山からも田内さん達のチームが、ワンデザインクラスのMELGES24で出場し、いろいろと楽しかったり、
目から鱗の話を聞いていたので、ホームページを覗いてみました。
キーウエストレースウイークは、今年も324艇がエントリーしているメジャーな大会です。
意外だったのは、このうちIMSクラスは、たった6艇で、
他は、MELGES24クラス78艇。J29は17艇。J105は28艇。J80は22艇とワンデザインクラスが
圧倒的に多いことです。
このあたり、かなり日本のヨットレース界と雰囲気が違います。
このビッグレースのエントリー状況を見ると世界は、もうIMSの時代ではないような気もします。
<1月11日 金曜日>
デニスコナーの新艇スターズアンドストラプスが、ニューヨークヨットクラブから披露された。
アメリカズカップをニュージーランドから奪回する期待の星として登場。
(ニューヨークヨットクラブ、クラブハウスから見た艇)
新艇は、建造に2百万ドルかかっており、キャンペーンで使用する2艇の最初の1艇
1983年にカップを史上初めて奪われた男としてニューヨークヨットクラブから除名されたが、
今回はそのニューヨークヨットクラブと和解し、登場した。
デニスコナーにもヨットクラブにも最良の選択に違いない。
同じくアメリカズカップフランス艇に15百万ドル提供の大口スポンサーにフランスの原子力発電会社Arevaが名乗りを上げたそうだ。
原子力会社のスポンサーシップは、まずカップの歴史上初めてだろうが、皮肉にも
開催国のニュージーランドは、原子力に強く反対している国だから、フランスの原子力会社は、そのニュージーランドで開催されるアメリカズカップで、原子力産業を世界に宣伝するまたとない機会を得るに違いない。
今回のチャレンジには、10億ドル規模の資金力をもつと言われるシンジケートにアメリカのONE WORLD、
おなじくアメリカのオラクル、スイスのバイオ会社Alinghi、おなじみイタリアのPRADAなど多彩で、
レース本番が楽しみだ。
<1月2日 水曜日>
この正月休みを利用してフランスのラ・ロッシェル近郊の造船所に完成真近の次期MPOJECT、SPRINT51を見に行っている岡本オーナーからメールで写真が届きました。
特注の冷蔵庫を点検する原さん
おかげで松山の暖かい掘こたつの中で、ホテル、プラザアテネのお正月気分をちょっとだけ分けていただきました。
メールはほんとうに便利ですね。
3泊5日の忙しいスケジュールのため、パリからTGVで4時間の大西洋岸の港町ラ・ロッシェル近郊にある造船所訪問後、早々に帰国しなければならずかなりハードな旅の様子です。
ショッピングも正月休でブティック休業中だし、
観光の時間もなくストレスがたまったことでしょう。
しかし、スプリント51は、前艇よりかなりよい出来栄で進水が楽しみとのことでした。
前回97年春に進水したスプリント50は、そのままイギリスに回航し、ファストネットレースに出場、アドミラルズカップ出場の50フィート艇団を従えファストネットロックを回航する抜群の走りだったので、今回のスプリント51も居住設備を充実させ重くなっているとはいえ走りが楽しみ。
最初のレースは、ヨーロッパでレースに出場するか、とりあえず日本に運ぶか今のところまだ未定のようです。
<1月1日 元旦>
正月には珍しい雨となりめっきり,冷え込んできました。
Volvo Ocean Race出場クルーは、新年のパーティもなくホバートからニュージーランドのCape Riengaまで、レグ3のセカンドステージのレース真っ最中。
現在、Assa Abloyがリードしています。
今回、注目している出場チームは、”Amer Sports Too”です。
女性クルーだけで固めたチームで、スキッパーは、リサ、マクドナルド。
ちなみに”Amer Sports One”は、ボーイズのチーム。
彼女は、1989年のMeidenによる出場から、このレース4回目のチャレンジです。
クルーは、過去4回のレースの経験者やアメリカズカップに出場したAMERICA3のクルーなどベテランぞろい。
成績の方は、第3レグでラダ-トラブルがあり、ホバートでラダ-をはずし修理したりで遅れているようです。
( 写真はAmerSportsToo:Volvo Ocean RaceH.P.より)
ところで松山でも、正月には「初夢杯」レースを2日間開催していました。
初日に島廻りのレースを行い、その日は道後温泉に入ったあと新年会で盛り上がり、翌日はショートコース2レースでした。
雪の降る中、デッキに積もった雪を掃いながらレース海面に出かけた年もあり懐かしい思い出ばかりです。
広島から遠来する艇の停泊地が確保しずらくなるなど伝統のあった真冬のレースも数年前に中止になってしまいましたが、正月の恒例行事だっただけに残念です。