きまぐれ更新日誌(2002年2月)
 <2月23日 土曜日>
 しばらくぶりにVOLVO OCEANレースを見ると、Illbruckがリードを広げ、19日にブラジルのリオデジャネイロにゴール、第4レグ優勝。 SEBは、デスマストにより途中、リタイヤ。デスマストの様子がホームページに公開されています。
 第4レグの結果:
順位 艇名 所要時間
1 illbruck 22 54.75S 19 FEB 02 05:58 GMT
2 djuice 22 54.75S 19 FEB 02 11:52 GMT
3 Tyco 22 54.75S 19 FEB 02 13:04 GMT
4 ASSA ABLOY 22 54.75S 19 FEB 02 14:22 GMT
5 Amer Sports One 22 54.75S 19 FEB 02 14:50 GMT
6 News Corporation 22 54.75S 20 FEB 02 21:55 GMT
7 Amer Sports Too 22 54.75S 21 FEB 02 11:06 GMT
- SEB(デスマスト) 53 10.16S
 
 <2月21日 木曜日>
 知人から教えられヨット「ハーモニー」のホームページをご紹介します。
 アメリカ在住の日本人で、アメリカ人の奥さんと2人でヨットに住みクルージングを楽しまれています。
 ヨットライフを満喫されている様子が、ホームページからあふれています。
 肩肘はらず、ヨットを日常生活として楽しまれている日本人が結構いるのにうれしくなります。

 以下、ハーモニーのトップページの紹介記事から転載です。・・・・

  「私達夫婦は、ヨット<ハーモニー>に住んでもう6年になります。私達のヨット=家<ハーモニー>と、私達のクルージング生活やその海域を紹介しましょう。クルージングの海域はアメリカ合衆国のワシントン州、カナダのBC(ブリティッシュ・コロンビア)やアラスカ。1999年の冬はアラスカのシトカでヨットで冬を越しました。写真集や地図もあります。   エンジョイ。 」   

 <2月20日 水曜日>
 
Geronimo

今月20日世界最大のトリマランGeronimoが、フランスからノンストップ世界一周レースにスタートしました。
フランス人のスキッパーOlivierが、彼自身が持つ1997年のジュール・ベルヌトロフィー・・・71日と14時間22分の記録を破る為に。
最初の24時間、スキッパーと13人のクルーは平均速度21.29ノットを打ち立てています。

トリマランGeronimoは、34メーター(110feet)


 <2月17日 日曜日>

 長崎のヨット「さらく」のホームページRYA日記イギリスのヨットスクール留学記が紹介されていました。
 さらくのオーナーが、イギリス王立ヨット協会(RYA)主催のヨットスクールに入学した体験記です。
 インターネットで、たくさんあるスクールのうちワイト島カウズのGO Sailというスクールを選び入学。
 初心者からベテランまで、5段階あるコースの中間ぐらいにある「コースタルスキッパー」の2週間のコースを受講、
 陸で学科講習のあと講習用クルーザーに寝泊りし、最終日の試験は、ヨットを走らせながら
 夜間にまでわたって行われるもので、見事、試験にも合格される過程が、詳しくカウズのヨット事情なども交えながらレポートされています。
 イギリス本島からワイト島のカウズにフェリーで向かう時、天候の悪いのにもかかわらずセイリング中のヨットの多いのにまず ビックリ。
 スクールが始まって、講習で使用された38フィートのヨット(このヨットは、受講生の所有艇)でカウズ周辺を講師、数人の受講生と一緒にセイリング。
 いたる所にある設備の整ったヨットハーバーやビューリー川などの美しさに感動しながら講習は進んで行きます。

 ヨットのメッカ「カウズ」で、ヨットに寝泊りしセイリングを楽しみながら、航海に必要な知識や実技も磨き、最終日には試験もあり合格すれば受講コースの合格資格も与えれる・・・こんな2週間のコースの受講料・試験料は14万5千円だそうです。
 この話をうちのカミサンにしたら、あなたも言ってきたらの一言でした。たしかにそのとおりですが・・・

 <2月10日 日曜日>
 VOLVO OCEAN RACE、リオまでの第四レグはILLBRUCKが、トップで2月10日、
 CAPE HORNを廻る。
  その後に続いて、各レース艇はケープホーンを回航。
 レース艇にとってケープホーンを廻っ意味は、氷山の点在する危険な南氷洋を抜けたこと。
 各艇のお祝いの様子が、レースのホームページに公開されています。
 ほっとしているような?様子が伝わってきます。

 (Race leader Illbruck rounds Cape Horn Feb 10 200Race leader Illbruck rounds Cape Horn2)
Nockas dream, rounding cape horn naked       

<2月5日 火曜日>
 徳山の布田さんのヨットFortissimoは、MPROJECTの新艇であるSPRINT51と同じフランスにあるビルダー、アーションボー造船所で、先日、新艇グランサプライズ30feetを進水させました。GRAN SURPRISE
 そのまま艇は、フランスに置きこの3月に、500艇のヨットが参加するフランスのスピクウェスト
Spiouest
ヨットレースで初戦を飾ったあと、7月には、Trans Quadraヨットレースに参加されるそうです。
 このレースは、まず7月に第1レグとして、フランスのナントからアフリカのポートサントまでのレースを行い、風のよい季節を待ち第2レグとしてポートサントから大西洋を横断してカリブのマルティニークMartiniqueまでのレースが行われます。
 レースは、この3大陸をまたぐスケールと乗り手の参加資格が40歳以上のセーラーで、且つシングルハンドかダブルハンドだという洒落たあるいは過酷なレースなのです。

 97年にMPROJECTも、SPRINT50をやはりこの造船所で進水させ、そのままイギリスに回航し、夏のファストネットレースやワイト島廻りのチャネルレース、カウズウイークなどに出場し、アドミラルズカッパー達と同じレースを戦い夢のようなレースウイークを過ごしたのを昨日のことのように思い出します。

 レース後のギネスの生ビールをマリーナの敷地内に設けられた仮説テントバーで毎日、毎夜堪能し、コルムセイリングチームが、やはりマリーナに出店しているフレンチレストランで、祝勝会あるいは反省会のディナーパーティー。
 表彰式で、知り合ったヨーロッパのレース艇のオーナーには、彼がワイト島に所有するペントハウスへクルー一同招待され、アドミラルズカップ名物の花火大会をシャンペン片手に高みの見物でした。
 ヨット談義に言葉の壁も忘れ、旧知の友人のように親交を深めたものです。

 Fortissimoもすばらしい時を過ごされるよう祈ってます。
 いえ、布田さんにこんな心配はご無用でした。

 Fortissimoは、さらにこのレースのあと艇をアメリカの西海岸に廻し、2003年7月にはハワイまでのトランパックレースに出場の予定とのこと。
 MPROJECTとSYNCIA一同、応援してまーす。
 レースレポートもホームページで発信されるとのこと、とても楽しみにしています。
 布田さん、楽しんできてくださーい!!!
 

<2月1日 金曜日>
  Volvo Ocean Raceは第4レグ突入。Amer Sports One上で獲物の鮫
 8艇のレース艇は、ニュジーランドをスタートし、2月19日にリオに到着するよう南氷洋に向かって突っ走っています。
 レーサー達は、このサイズ(VOLVO60)のヨットで、南氷洋でのサーフィングを経験するとその快感の虜になる。
 ・・・と言うような話を昔、「舵」で羨望を感じながら読んだのをよく覚えています。

 
 会社のデスクのパソコンには日替わりで、レース中の写真を壁紙に貼り付け眺めています。
 現在、第4レグの先頭はTeam News Corp 、第1レグからの1位はillbruck。
 応援中の女性チームAmer Sports Tooは8位
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