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Amatua おじさん Jazz Pianist
Smilly Tamaのジャズ・ピアノ日記

2001年5月
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別冊
権之笑
日記
2001年5月
MONK Thuesday Liveに行った。いい音を出していた。客がジャズライブを聴きながら酒を飲むと言う行為に慣れていないと感じた。別に聞き入る必要はないが怖いものを見るようにカウンターにへばりついているのもヘンだ。王様になった気分で酒を飲めばよいのにね。演奏後で大幅に飲み過ぎた。
今日も仕事。明日から4連休。今日は朝ボサノバの基本リズムを15分練習。明日から毎日8時間頑張ろう。
3時間の練習。メトロノームを裏拍で弾く練習したが100までしか出来ない。なんとなく3時間がたった。夜は木曜の練習。Felicidaseは冒険をするつもりで始めたのだけど、共演者がいかにも心配そうに伴奏するし危ない瞬間もあったので途中で完全に日和って無難に納めたら割と評価された。不思議なものだ。Stella By Star Lightは出来るだけハネないように弾いてみた。本物ではないけど、この弾き方のほうが正しいらしい。しばらく確かめてみたい。録音にしくじった。バッテリー切れ。
昨夜3時まで飲んでしまった報いで今日1日気力なし。たった2時間しか練習しなかった。ゼンゼン有意義に過ごせていない。このまま連休は終わるかもしれない。Jorduのコード進行に間違いがあった。せめてJorduのフレーズを少し考えておこう。
少し練習。Joy Springのイントロを見てもらった。ハネル、ハネないの感覚は結局分からない。「真実の感覚なのか」「流行りの感覚なのか」の応えを知りたい。「ジャズにおける真実なのか」「音楽の真実」かと言う課題。肩凝りが辛い。
2時間練習。裏拍の基礎練習が主だった。永くしていなかったので出来なくなっていた(一層悪くなっていた)。疲労困憊。按摩に行った。
連休が終わって多忙。不眠。HP「ジャズ通り裏 」の管理者からリンクについてのメイルがあった。やはり勝手にリンクは失礼のようだ。早速返信。個人のHPのリンクは早い内に断りを入れようと思う。ライブハウス等はどうなのかな?。
夜と昼がひっくり返ってしまった。連休中こうならないように気をつけていたのに最後の日に昼寝したのが敗着。いびきをかいて寝ていたとのこと。もともと夜起きているのが楽しみ人間なのですぐに朝夜がひっくり返る。「太陽がいっぱい」って映画があったけど、僕は「太陽がこわい」人間なのだ。学生時代前半は朝6時に寝て夕方4時に起きるのが2年間続いた。今日はあの頃の心地よさを思い出している。今晩も夜更かししてしまうかもしれない。けれどこの生活はふと死の間近さを感じさせる。若いときとは違う。早寝が必要だ。だけど夜更かしがしたい。
誕生会にて練習なし。
10 木曜バンドの練習。誕生記念小ライブ。録音にしくじった。残念!。十分に気をつけて操作したのに止まっている。新しいMDは動きが不確実で困る。バイオリンが入っておもしろかった。みんな新しい音色を楽しんでいた。フルートのアドリブもおもしろかった。S・U氏が来店。仕事で来松されている由。打上で一緒に飲んだ。Hot Papperでセッションリーダーをされている。アマチュアDr。東京のジャズ事情やご本人のプロフィールをお聞きした。楽しかった。録音がないのが返す返すも残念。
11 見舞いで夜は終わり。練習なし。日曜日は朝から法事。月曜日が権之笑の練習日だが練習する時間はない。江戸時代花柳界の教え。「酒遊びは時間失う。色遊びは金失う。芸事遊びは身上失う。」というのがあった。「酒を覚えて女覚えて」までは男としての修行だが、色遊びは遊びにはまって浪費する。しかしそれもよかろう。が、「芸事を習い始めて熱中したら本業を失う」という戒めらしい。江戸時代は唄だった。唄はまだいいが「三味線はしてはならない」とされたそうだ。ジャズピアノは唄かな三味線かな?。ふーむ。
12 夕方練習を始めたら息子の家庭教師が来て注し命令が出た。うちには受験生がおるのだそうな。どうせ勉強せんのに、、、。それで酒飲んでしまった。
13 法事で1日が終わった。夕刻J-BANDの発表会を聞きに行った。よくまとまっている。バンドを始めて3〜4年でよくまとめた、と感心した。実力不足を周到な準備で補う知恵の賜物と思う。これから彼が悩みがもつとすれば「演奏会を成功させる」という目的に飽きて「音楽を正しく表現する」という命題に執りかかったたときだろう。アマチュアは次々と演奏会を企画して「ひとうひとつを成功させる」という命題を続けるのが正しい楽しみ方であるかもしれない。つい音楽性を評価したくなるのは、私が道楽を履き違えたボケおじさんなっている証左だ。その点で権之笑に早く目標を設定するのが大切だし、目標がなければ作るのがアマチュアの特権だ。アマチュアは請われて演奏するのが本分ではない。
14 権之笑の練習。練習不足は隠せなかった。ボッサ系はまあまあ、4ビートがヒドイ。だんだんひどくなる感じだ。僕に合わないのかもしれない。嫌いになってきた。4ビートで多くの表現しようとするのが間違いかもしれない。4ビートリズムの本質は何だろう。
15 夜会合。練習なし。MONK LIVEに寄ってたくさんの人にあった。だいぶん酔った。勘定をしたかどうか覚えていない。少し心配。
16 友人の「おばさんのズローズかぶった」という題の8小節のオリジナル曲のサビ部分と楽譜を創った。2時間かかった。どマイナーの曲なのでサビはUXの変化でマイジャーで終わるようにした。それにしてももうちっとまともな題名が付けられないものか。夜の会合はピアノラウンジの貸切だったので弾かせてもらった。ラウンジで弾く機会は貴重なので参会者には迷惑でも必ず弾きたい。だいぶん人を意識せずに楽しめるようになってきた。ハネてから酒好でまた飲んで弾いた。調律がよくなっていた。調整の標準化を考えてくれるとのことで嬉しい。低域の弾き難さは横壁からの反射の為かもしれないと気付いた。
17 木曜日の定例練習。「おばさんのズロース」をやってみた。まあまあの出来かな?。Stella By Star Lightの出来が悪くてがっかり。歌番がひどい。MDからコンピュータへ読み込みするためのラインを息子に買ってこさせてソフトをダウンロードをした。試してみたい。明日はジャムセッションだけど疲れている。
18 ジャムセッション日。賑やかだった。希望曲を出して仕切るようにして少し締まった感じになった。上手、下手が混じって集まる場合の会場の仕切りは経験になるし経験が必要だ。個人的にも集団的にも平静心の維持が難しい。HPに音を載せた。3MB〜6MBとバカでかいが解決はないようだ。
19 MP3録音方法を教えてもらった。この作業を覚えるので今日1日が終わった。MP3にすると自分の回線では即時再生が出来るけどアナログやISDN回線ではどうなんだろうな。練習はなし。
20 昨夜就寝3時にて起床11時。犬を洗って自分も長風呂してビールを飲んで4時まで昼寝。見舞いをして6時からクリックを裏拍で感じる練習を2時間した。日曜日に昼寝をすることが多くなった。そう、今日は新居浜ジャズストリートの日だった。行こうかと思ったが休息にあてた。出演したかったな。
21 裏拍でカウントする練習を1時間。家庭教師が来るので練習しているとイヤミを言われた。
22 裏拍でカウントする練習を30分。女の子バンドを聴きに行った。「まだまだ色気が足りない」というより「色気はナイ」。女子寮の食堂で飲んでいるみたいだった。演奏はだいぶんうまくなったけどインパクトが足りない。それがある面ムードジャズ的で酒場には評判がよいかもしれない。意図してそうしているとは思えないけど〜〜。とりえず色気からかな。
23 裏拍でカウントする練習を1時間。100では安定してきたけど反対に120以上では全く出来ない。いらだってきた。この練習はすごく疲れる。中時間は出来ない。権之笑のテーマの練習にかかる必要がある。
24 今日はピアニストが少ないので10曲ほど準備して夕寝していたら、7時30分に「今日の会を忘れているでしょう。会長挨拶は後に回しましたから直ぐに来てください。会の後に接待席もありますからサボッてはいけません」との電話あり。周知狼狽。木曜バンドに連絡と謝罪を入れた。結局10時45分店に着いて2曲弾かせてもらった。相当に酔っていた。 店はお客さんで人息れムンムン。しかも若い女の子の集団が2組約10人。僕はびっくり!(@_@)。演奏は客にピアノの綺麗な女の子がいたりテナーのKさんが来たりカラス夫婦がいたりドラムのIさんがいたり、で木曜ジャムセッション状態だったようだ。アルトのMくんも観音寺から来ていた。彼はこの1ヶ月毎週松山に来ている。音を出したくて懸命なのだろう。21歳とか。アフタセッションはベースのNさんとドラムのYさんは女の子2組を行ったり来たりで12時過ぎても帰る気配なし。木曜バンドメンバーはカウンターに追いやられて勝手に盛り上がっていた。僕は1時前に帰宅。ほかのおじさん達はまだ女の子の横に座っていた。おじさん達は若い娘が来ると途端に元気になる。分かり易すぎて少々あきれる。マスターが「純情なおじさん達やな」と呟いていた。
25 「おじさんのアマチュア・ピアノ生活」をアップしてみた。推敲が出来ていないし趣意が決まってないけれど段々に整理していくつもり。カウンターが1週間で100増えた。今晩で600になりそう。嬉しいな。
26 サーバーがダウンして1週前のバックアップがアップされた。急ぎ再アップしたけどカウンターは1週前に戻ったままになってしまった。518番。600少しだったから1週間で100のアクセスがあったらしい。なんだか嬉しい。
27 3時間と少しまとまった練習をした。裏拍での練習は130で止まってそれ以上は早くならない。明日権之笑なのでテーマの練習をした。
28 権之笑の練習がベースに仕事が入ってキャンセルになった。それ家にいたが家庭教師が来るのでピアノ禁止。折角時間があったのに情けない。成すことなく「マイ フェア レディー」の後半を見た。30年ぶりだ。「踊り明かそう」が好きになった。ジャズは音楽の一分野でしかないことに時々気付く。そしてすぐに忘れて意固地になる。
29 職域バンドの新人女性ボーカルがほぼ決まった。推薦者の「20代のかわいい女の子です。」の一言でおじさん達は盛り上がっている。新しい週一回の定例のライブが始まったので四回続けて行った。9時から11時までの2セットは、会合がハネた後のナイトライフと楽しむには最適だ。「ライブではなくBGMとしてのジャズ演奏」が方針の由。その意匠には賛成だ。このライブは「ピアノだけが固定していてほかのメンバーは毎週替わる」という企画がおもしろくて毎週出掛けていた。「ライブとBGMの区別は客側でも決まるから客としての自己規範が必要だ」と帰りのタクシーで気付いた。ジャズ(音楽)好きのおじさんがグルリと取り巻いて拍手したり掛け声をかけたりながら聴いていると、ジャズおたくに占領された状態雰囲気になって「ライブ」になる。「おたくおじさん」が一般客を追い払っていることになりうる。自分が「いけ好かないジャズおたくおじさん」になっていることに気づかなかった自分が恥ずかしい。定着するまで「おじさんは行かないほうがよい」かもしれない。最近自分の行動が客観的に見えなくなっているように思う。いよいよ老人の入り口かな?。タクシーで家の前まで着いてから車を置いてきたのに気付いて引き返した。ボケもきた。
30 夜はさっさと酒を飲んだ。
31 木曜の練習日。時間の余裕があったので裏拍での練習をしてリズムを整えてみた。よかったみたい。嬉しい。シャバダバシャバダバと心の中でずっと歌ってみたら割と良かった。僕は4拍で息継ぎをするクセがある。4拍で息継ぎをすると4拍裏が曖昧になり1拍が前につっこむ。これを直すのは至難の業だ。悩みつつでも少しよい結果が出たので気分はいい。「踊り明かそう」を合奏した。3連をアルペジオで弾くという基礎のない身のつらさを自ら申し出た形になった。「後悔先に立たず」はもう卒業したかと思ったのに相変わらずアホだ。木曜日は2週続けてとても賑やか。客で溢れていた。
Smilly(^-^)Tama