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オジバン日記
Amatua おじさん Jazz Pianist
Smilly Tamaのジャズ・ピアノ日記
2001年
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7月 8月 9月 10月 11月 12月
12月
What are you doing the rest of your lifeと White Christmas とMichelのスコアを書いた。CDから「MichelとWaveを続けて弾く」のを頂くことにした。
昨夜の3曲を弾いてみた。全部シェアリングと2nd Dropの練習。テーマの練習ばかりだが、テーマを変化させて歌うのが今は楽しいし大切と思っている。アマチュアのアドリブは所詮刺身のつま。自己満足。聴き手が楽しむのはテーマだと思う。White ChristmasとRed roses for a blue ladyを続けるのもよさそうだ。オジバンはテーマを楽しむ人が多いのでこの方法を重用してみようかと思う。テーマが次々流れるのは聴き手を喜ばせそうだし・・。
息子の受験時期に入りピアノ練習禁止さる。10時に月グレを聴きたくなって出掛けるも、なんとリーダー体調不良にてバンド休み。観音寺の若いアルトサックスが来ていて話し込む。おじさんの話を真面目に聞いてくれた。「その場で向き合え」との名言あり。感心。木曜日に来るとのこと。
若いピアニストと食事。会則などの研究を話題にして楽しい。賢い若者だ。モンクに行く。彼のピアノは不思議だ。ドラムと元々バンドなので息は見事にあっている。眠ってたドラムが突然起き出した感じ。バラッドが素晴らしかった。その後のエンディングのブルースも音が立ち上がった感じだ。プロだとてラウンジの仕事と意識するとロクなことがない。同じメンバーでもライブにあたりハズレがあるのがよく分かる。
調律士が来た。アップライトのハンマーの耐用年数が来たとのことにて4時間かけて補修。グランドは明日になった。昨夜の演奏を思いだしてマネてみようとするけど、全くダメ。諦めた。
家のグランドピアノの調律。中古のピアノとして最高の選択だと絶賛されて喜ぶ。夕刻から職域の忘年会。温泉に1時間入って湯あたりした。酒とワインとウイスキーを飲んで悪酔いした。職域の次年度体制に口を挟んで勝手をした。1時間遅れて木曜バンド参加。FブルースとMichelle〜Waveの2曲をした。時間的には長かったよう。年2〜3回泥酔して演奏する機会があるけど、今晩は特に楽しかった。職域の仲間がベースを習い始めたいとも希望がありベースを紹介した。うまく相談できたみたい。続けば3年後が楽しみだ。忘年会でゲットしたワインを飲んだのが敗因。
二日酔い。練習なし。就寝前CDヴォークマンを埃の中から引っ張り出して、昔買ったCDを10枚ほど飛ばし聴きした。聴いてなかったのもあるし、よく見ると今やっているスタンダード曲も結構入っている。楽しく聴いた。参考になるのもあれば、聴きたくないのもある。一般的に自分に近い(というとおこがましいが)タッチや曲想はイヤだ。バップは嫌いらしい。Tpは耳障り。「くろい(くらいではない)雰囲気」には嫌悪。相容れない感性・文化を感じる。ジャズは「ジャズの感性をもってジャズ」と名称するのではなく、「ジャズという音楽の方法論」に変貌して存続するのが選良ではないかと推察する。1年前に買ったバッキングの教則本を探し出して見た。CDがついていて参考になる。昨年2日間で挫折した。和音の連続は素人には辛い。が、再挑戦してみたい。新しいスタイル曲のバッキングの注釈を見つけた。いわく「和音を押さえて直ちにペダルを踏み込む。音を残して(ペダルを踏んだまま)次を押さえて正確にペダルを離して直ちにペダルを踏み込む。これを繰り返す」。長い間の疑問が氷解した。赤字にしておこう。「ピアノの鳴らし方」を私は知らない。
午後〜夕方2時間練習。息子が受験勉強中とのことで年末・年始のピアノ練習禁止令が出された。
午前中息子は模擬試験。オジバンの新曲What are you doing the rest of your lifeと White Christmas とMichelのテーマ練習を2時間。明日の忘年会余興の練習のために4時から6時まで職域バンドの集合練習。キーボードが病気のために欠席。コード楽器がひとつ減るとピアノの和音が自由にかつ効果的になるのが実感できるが、実際このバンドにピアノは不要だ。余興の導入にWhite Christmasのテーマのピアノソロを申し出て了解された。
10 仕事が多忙。White Christmasのテーマを5回練習して忘年会へ出掛けた。デキはまあまあ。気分は仕事だった。終わってモカモカで飲んだ。ゲストで来て貰ったボーカルの娘への感謝の気持ちでいたのだが飲み過ぎた。「アメリカに行ってジャズ(音楽)世界の一端を垣間見たい」という希望を持っていると聞いた。1拍を自由に割れるように、楽譜を読み、テンポキープを憶える必要を話しているうちに説教オジサンになってしまった。反省しきり。
11 息子の家庭教師が来ていてピアノ禁。CDを聞きながら眠る。起きあがってモンクへ行く。飲まずに帰って歴史を読み眠る。
12 今週は仕事が多忙。疲れている。音楽から1日離れてみたい。昼間、芸術等文化基盤整備制度について松山市および愛媛県庁に電話した。芸術等文化基盤整備制度の概要は以下の通り。
平成13年度に始まった文化庁管轄の助成事業。イベント(公演事業)への助成ではなく(これがミソ)、日常文化活動に対して補助がなされる。年間必要経費の半額を国が助成する。
認められる経費は1)会場費・運営費 2)講師招聘の費用(技術等向上のため) 3)楽器などの補修・楽譜の購入 4)演奏のための旅費 等。半額というのがミソだ。即ち会員負担が必ず必要だ(税金を使うのだからあたりまえ)。金額は20〜30万が一般的か。窓口は県の文化振興課藤田氏。
文化活動基盤整備事業をかちまちジャズ倶楽部に当てはめると、
例1)グレッチに「かちまちジャズ倶楽部ジャムセッション」の会場費を払う
例2)若手のプロを招聘して模範演奏を聴き、そのあとセッションや指導を受ける
例3)グレッチのベースやピアノを修理する(ただし所有権の移転が必要)など
平成14年度申請は11月で締め切った。11団体が申請して7団体が県文化振興課で承認され、文化庁へ申請した。11団体というのは異常に少ない。広報の不足とのこと。平成15年度は激増が予想される。実績造りを急ぎたい。(なおプロ・アマ問わず、なのでプロがごっそり持っていくとのこと)
次に 松山市文化協会について。
1)入会はすぐできそうな感触。2)松山市民文化祭は毎年10月に開催され、出演は各団体20分程度。でも、一度は実績作りのためにも出 演しておきたいところ。
日程手順として
1)平成14年度の予算要求時期(秋口)に、文化協会から市当局へ補助金を申請してもらう。
2)平成14年11月の文化協会の「部会」で平成15年度事業計画(案)について方向を決める。
3)平成15年5月の文化協会の「総会」で平成15年度事業計画を議決。という流れ。
ちなみに、国際交流クラシックコンサートへは1,458,000円 二之丸茶会・展示会へは1,011,000円 しまなみ川柳吟行へは249,000円等支出されている。実際には松山市からの助成は松山市民祭り以外には該当項目がないが、20分程度の出演は負担感がないから実績創りのために松山市文化協会には早速入会する方向で進めるつもり。以上のこと、かちまちJCの仲間3人で作戦会議をするを提案した。
13 グレッチ忘年会。8時着。予想通り若い人が数人いるだけ。8時過ぎから演奏が始まった。MCもない淡々とした演奏会だ。と言っても酒とおでんの会なので超騒がしい。恒例なので慣れているけどもう少し工夫があってもいい。かちまちJCの松山市文化協会入会の方針が決まった。オジバンの初めての演奏発表だった。できは悪いが仕方ない。私のピアノは今最悪状態。拍子がツマル。明日のオジバンで調整したい。
14 オジバンの練習日。ほぼ予定通りの曲目を練習した。Luaraはドラミングを変えてくれた。そのぶんテンポキープはピアノとベースに責任がかかる。難しい。Michelle&Waveは初めてにしてはよかったか。オジバンの定番曲にしたい。Bluesは必ず練習したい。Antonies's Song(Vo)はベースも悩みとのことにて、相談の上4ビートでしてみた。面白いけれど、まだ決めかねている。Chicago(Vo)のバッキングとアドリブに本当に難渋している。切っ掛けを掴みたい。Summer Time(Vo)を16ビートでしてみた。バッキングのサウンドが無茶苦茶だ。だけど面白いしボーカルは一発ノリがよかった。バッキングをしているときは「いまどこ」にならないが、アドリブになるとそれぞれにアヤシイ。Summer Timeはこのアレンジでやると決めた。There is no greater Loveは問題外のワルデキ。アフターセッションはそれぞれの職業や多少の境遇を語り合って楽しかった。1時過ぎまで飲んだ。次回は12月28日(金)8時〜。1月はスタジオを借りての練習と新年会をすることにした。
15 昨年に続き、愛媛大学のビッグバンドを聴きに行った。このバンドは昨年から急によくなった。全国大会に出演したのが契機か?。とはいっても、学生になって始めたひとも多いとのことにてパンチは弱い。目玉は誠組だ。正規の演奏を聴くのは初めてだ。ピアノ・ソロで始まり4拍裏でテーマに3人で入る。これが決まっていてかっこいい。3曲(全部オリジナル)演ったが1曲目が一番まとまっていた。実際満場が息をのみ静寂に包まれる素晴らしい演奏だった。2曲目・3曲目は新曲らしく、まだこなれていない。2曲目はブルージーにこだわりがあるのは分かったが、気が先走っている印象だ。ベースとドラムの役割がまだ決まっていない感じ。3曲目のテーマはスピード感がある素晴らしい曲だ。コンテストに出す曲だろう。テーマから1コーラス目のアドリブは目がくらむほどの素晴らしさだった。2コーラス目から「いまどこになったのだはないか」と疑う。尻切れになった。でも、この曲・このバンドは素晴らしい音楽を創っている。灼けるな〜。ま、僕はオジバンで音創りを頑張ろう。
16 午前中1時間、来週のクリスマスパーティーの曲の練習をしたが、息子の試験勉強のため午後からはピアノ禁止。息子は寝ているのに〜。見舞いがてら「ハリーポッターと賢者の石」を見に行った。昨年出来た郊外型のシアターに始めていった。喜んでくれたみたいだ。だいぶん落ち着いているらしい。ハリーポッターと賢者の石はおもしろろかった。が、どこかで見たような気がする。帰り路で気付いた。永井豪のデビルマンだ。普通の人間世界にいる子どもが自分の知らない超能力に気付く。魔界から迎えが来て「君は悪い悪魔に支配された魔界の英傑の子どもだ」と告げられ、徐々にその能力が開発される。最後に悪魔世界の大戦闘が起こり、魔界は救われ悪い悪魔は閉じこめられる。僕の記憶ではそんなストーリーだった。この種のストーリーって、世界共通のものなのだろうか。僕は永井豪の創作だと思っていた。と、メイルに書いたら「デビルマンは神話が原作だろう」との返事が返ってきた。どうなんだろう。僕はアングロサクソンンを信用していないところがある。ディズニーの白いライオンなんか、もろに盗作だ。自国以外の題材は勝手に盗み他国には難癖をつけるのは、大英帝国時代からのお家芸だから・・・・。ま、いいか。
17 家庭教師が3時間も来ていて全然ピアノは触れない。仕方がないので久々にHpを更新した。1ヶ月近く放っていたらしい。土曜日から3日間早寝(1時前)した。身体が軽いが、頭が冴えているときの仕事をするのが惜しい。
18 誠組のピアノが「なにを弾いていいか分からないときは弾かないのが原則・コード感は左手がなくても右のメロディーで表現できていなければならない。左手は必要なときに正しく弾く」と言っていたのを思いだして、ちょっとして練習してみた。なにか掴めそうな感じがする。大切にしたい。赤字にしておこう。今晩も家庭教師が来ていてピアノは仕事中の30分だけ。木曜午後は進学の個人面談だ。練習時間が全くなくなった。24日のクリスマスパーティーが心配になってきた。
19 練習できず。夜は会合で日本酒を飲んで泥酔。11時就寝。
20 昼進学指導に行って夜は会合。木曜バンドの練習に行く。ピアノがひとり休み。24日のパーティーの練習を沢山したいと思って始めたが、ギターが2台くっついてきて必ずアドリブをする。コード楽器が2台もぶら下がるとやはり重くるしい。合間を開けようと努めてみるが、なにしろ初心者のギターは弾き続ける。自分のピアノも同じなのだと自問自答するけど、本当にうっとうしい。ギターとピアノが入る場合は役割を決めることが大切だ。打ち合わせなしのセッション形式では音楽を楽しめない。次回から相談しよう。始める前に曲と参加者を決めて始めることにしたい。初心者のギターが来だしてから木曜日の練習が一層セッション傾向を強めて、音楽的でなくなってきている。危うさを感じ始めた。
21 かちまちジャムセッション日。「ベースが休む」との一番情報を得たのは私らしい。グレッチに伝えたが結局ベースはひとりも来ない。私は事態予想して8時着。「とにかく始める」と決意。ドラムとデュオをする。私のテンポが悪すぎて音楽にならない。初心者ギターが来てさらに悪化。若い上手のサックスが来てベースを弾いた。素晴らしいセンスだ。1時間経って若い人たちが集まってきてご用済みとした。10時帰宅。ジャムセッションを続けるための大人の自己犠牲と割り切ったつもりでも、やはり苦い。息子の化学の勉強を冷やかす。元素周期表を一緒に憶える。私も化学は英語と並んで最苦手だった。結局元素番号40番までしか憶えなかったように思う。で、息子と一緒に記憶する。15分後相互にテスト。完敗。18の記憶力に驚嘆。というより自分の衰えを、比較することで、強烈に自覚させられ愕然。私はかくも能力を失ったのだ。気付かなかった。逆に言えば18歳の記憶力はすさまじい。生命体としての能力の喪失を再認識させられる。音楽でも同じだ。このようなすごい記憶力がなければ音楽は憶えられないのだ。もう私が得ることが出来る音楽成果は僅かであることを確認さされた。辛い1日だった。
22 夕方家族が出掛けていて勇躍1時間の練習。楽しかった。乗ってきたところに帰ってきて外食するという。勝手に行ってくれたらいいのに、連れ出される。結局なにもできず。
23 明日24日にパーソナル・クリスマスパーティのBGM演奏を頼まれている。一応仕事なのだそうだ。私はギャラを受けとらないがギャラは発生しているらしい。責任を果たす必要はある。BGM演奏なるものの初体験だ。気負わずに美しく間違わず終えることに集中してみたい。25日はモンクでのファーストセット(30分)を任された。権之笑トリオだ。すごく楽しみだがこっちは気が張る。営業中の店で営業の演奏をするのは始めてだ。初体験が2日続く。練習不足は否めないが自分を試してみたい。こんな状況になった理由はごく単純で、クリスマスの仕事の絶対量が多くてミュージシャンが足りなくなったのだ。ラッキーと思って挑戦してみたい。今日は5時間の練習とCDを2時間聴いた。それに夕方6時から9時まで酒好クリスマスダンスパティーに出た。楽しかった。盛会だった。オルディーズだ。少し踊った。アドリブが欲しいね。テーマの歌とテーマを繰り返す感想だけだと飽きるし、踊っていても乗り切れない。と感じるのは私がジャズおたくになりきったからかな。
24 モンクのパーティでトリオをした。BGMと聴いていたのでBGM演奏なるものの初体験を楽しみにしていた。音も小さめ、安全第一で控えめに演奏を始めた。ところが静寂が会場を流れる。ライブのようだ。途中でMCをするべきだったかもしれない。思い付かず困惑しながらBGMで続けた。選曲も終わりの方でバラッドを入れるなど盛り上がりを期待しない構成にしていた。本当に困惑した。参加者と主催者に気の毒をしたと苦い。主催者が終わりに感謝を述べてくれるのを申し訳なく思いながらがぶ飲みした。七面鳥を沢山頂いた。なかなかうまいものだ。Softlyを2回も「いまどこ」した。
12月23日
(祝・月)
モンク
デーモン・パーティー
Shadow Of Your Smile No Problem
Wave White Christmas
Satin Doll It's Been A Long Long Time
Grande Amore They Say It's Wonderful
C Jam Blues Softly,As Morning Sunrise
Blue Bossa Girl From Ipanema
Black Olfe Blues For Monty
25 連休明けで仕事は超多忙。夕方には疲れきった。9時からモンク・チューズディー・ライブのクリスマス特別ライブのファーストステージに出演する。権之笑トリオだ。すごく楽しみ。ベースが遅れてきて9時30分より始める。昨日はBGM気分だった。今日は少しライブ気分で強めに弾く。はじめてすぐに2つのことに気付いた。疲れている。拍子が飛びそうになって押さえるのに精一杯。それと権之笑の煽るようなリズム感、思い出した。素晴らしいが危険なのだ。心で汗をかく。それが楽しい。聴いている半数はミュージシャンだ。それもグレッチとは違う人たち。だんだん緊張してきた。夢中になって気が付くと10時前。レギュラーメンバーが揃ってご用済み。演奏は散々だったが、1年の音楽活動を権之笑トリオで終えられたことを本当に嬉しく思う。
12月24日
モンク・クリスマス・特別ライブ
No Problem Grande Amore
They Say It's Wonderful Wave
C Jam Blues 権之笑トリオ+S・Y(Pur)
26 昨日の録音を聴いて、とにかく拍の長さの維持と正しいアクセントを憶えることが絶対必要と感じる。これは練習しないと修得できない。早く練習の時間が欲しい。オジバンのベースがいろいろと提案をしてきた。熱心だし音楽への情熱を感じて嬉しい。夜は職場の忘年会。9時に帰宅してすぐに眠った。疲れている。
27 昨夕「20代・30代のパーティー主催者からジャズ演奏を出したいが松山のミュージシャン状況は如何?」という電話が入った。人物・状況が未確認のため型通りの返事をしたが、彼らのHpを見て「地域交流の活性化を図るボランティアのグループ」らしいと判断。協力を申し出た。前後して木曜バンドの若いアルトサックスに話か持ち込まれたようだ。私は会の趣旨からすれば「ミュージシャンも若い人たちで努力して協力体制を創るのが将来へ繋がる」と思ったのだが、結局ジャズパラダイスで出演することが決まった。1月26日だ。私自身は息子の受験直前なので見送りになりそうだ。パーティー主催者3人がグレッチに来た。好ましい若者達だ。息子達の10年後を見る気分でワクワクした。新しい試みは新しい時代に応じて確実に起こっている。年寄りは見守ればいい。彼らと若いミュージシャンの継続的な交流を望みたい。木曜の練習で「スウェーデンの城」を演った。この曲はコピー譜もあるのでいろいろ検討がしやすい。コピーに満足せず3月までこの曲の曲想を練ってみたい。今週は音楽活動が続いていることもあってか、今日の練習は気楽にできてまた割と良かったように思う。録音をしくじった。この1ヶ月アマチュアニズムと演奏活動について具体的に悩むことが続いた。「おじさんの頑固なアマチュアニズム」ってテーマを思いついた。
28 オジバンの練習日。ベースがMichelleのベースラインとコードをコピーしてきた。これでこの曲の練習の準備が出来た。ありがたい。ボーカルがAntonies's Song(Vo)のアレンジを書いてきた。イントロをピアノソロ・ワンコーラスをディオでして最後は4ビート、進行が決まったので練習はしやすい。Summer Timeのコードを聞き取らないといけない。難しい。3時間熱心に練習した。リズムの揺れが大きいので、まずピアノトリオでリズムの縦を合わすことが大切と感じた。終了後3杯飲んだところで忘年会を兼ねて町へ出た。モカモカで1時まで飲んだ。帽子とサングラスがなかなか似合うとのことにて、来年のステージ衣装は帽子とサングラス、それに蝶ネクタイを基本にしようと決めた。サウンドが薄いと指摘された。解決法は分からない。単にピアノを弾く技術の低さと音楽センスの悪さを指摘されただけのような気がする。
29 午前中は仕事。二日酔いは思ったより軽かった。夕方から練習を開始した。和音を憶えたい。ドミナント7のとき主にオルタードのサウンドを乗せていた(勿論U7はアッパーストラクチャーだが)。これをアッパーストラクチャー→オルタードと変化させたい。技術的にはかなり難しいが選ぶべき音は知っている。今のところサウンドを創るにはこれ以外には思い付かない。正月はこれにかかりたいと思う。練習5時間。疲れた。
30 5連休の初日。9時起床。息子が寝ている間に練習。3時間。昨日からの練習をしていたら頭が煮えてきた。教本に少し書いてあるがどうせ憶えられないから、自分で音を確認しながらゆっくり弾いてみている。サウンドは予想された響きになっていると思う。前々から欲しかったサウンドだ。ひょっとするとアドリブも変わるかもしれない。今までオルタードを使ったアドリブが多かったから、無難に解決できるけど緊張感・透明感のないアドリブだと感じていた。堅い音並びに変わることを期待して練習。ピアノの弾き方の教本を何となく読んでいたら、腕の振りとか体重のかけ方が書いてあった。3年前に読んでいたが完全に忘れていた。フォルテを弾くときに体重をかけてみたら音に幅が出た。「これだったのだ。」と感じた。最近フォルテがヒステリックだと指摘された(自分でも悩んでいた)。それでフォルテを軽く弾いたらメリハリがなくなった。結果だけを問題にするととんでもない間違いになる好例だ。フォルテを弾くセンスが悪いのではない。弾く方法を知らなかったらしい。やってみたらバラッドがすごくよくなった感じだ。嬉しい。
31 腕の振りと体重移動に心がけてみる。やはり難しい。バラッドだと何となく出来る感じなのだが早くなるとバラバラになる。ハノンをしてみるがうまくいかない。この基本を得るのが実は大変なのだろう。それにしても、柔らかい音、キレのいい音を出そうとして、指だけで弾こうとした(意識してそうしていた)。大きな間違いをしていたようだ。あれこれ悩みながら練習、5時間。遅ればせながら年賀状を創ってプリントしようとしたらプリンターが不具合。年賀状は諦めて新年の挨拶状にしよう。
 
Smilly(^-^)Tama